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理学療法士園部俊晴のブログ

股関節伸展制限が与える影響!腰椎では前弯だけじゃない!

股関節伸展制限の影響として、上の図に示すように「腰椎が前弯して骨盤が前傾する」ような姿勢がよく描かれます。

 

実際に股関節伸展制限のある患者が、こういった代償的な姿勢をとることはよく見受けます。

      

このような姿勢の影響で腰痛が生じることもよくあり、このような腰痛はHip-Spine Syndromeと言われています。

 

皆さんもイメージとして、股関節伸展制限の影響が腰椎前弯・骨盤前傾というイメージがあると思います。

 

しかし、股関節伸展制限は、下の図に示すようないわゆる高齢者のフラットバック姿勢にも影響していると私は考えています。

 

このようなフラットバックの姿勢では、骨盤が後傾しているから股関節の伸展制限は無いと考える人も多いのではないでしょうか。

 

しかし、実際にはこうした高齢者の股関節の可動性を見ると伸展制限を伴っていることが非常に多いはずです。

 

なぜこのようなことが起こるのでしょうか?

 

その回答として、私は歩行の特性にあると思っています。

 

フラットバック姿勢の高齢者の大半は立脚の後半相がなくなり、足を前に置くだけの歩行になってしまいます。

 

つまり股関節伸展を使わずに歩くようになってしまうわけですから、長期的な経過で見れば股関節の伸展制限が生じるわけです。

 

こうしたことから私は、フラットバック姿勢の症例には、基本的に股関節の伸展可動性を改善させるように努めています。

 

もう少し詳しく話すと、大腰筋を強化しています。

 

大腰筋にアプローチすることで歩行はきれいになり、結果的に姿勢も改善しやすくなります(^-^)

 

思い込みを捨て、いつも素直に臨床と向き合っていると、様々な発見があるものです。

 

私たちの臨床は、机上の理論では全く通用しません。

 

だからこそ今後も、もっともっと自分の評価と治療を追求し、さらなる前進を目指していきたいと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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