世界三大金持ちが残したセラピストにも通ずる偉大な概念とは

みなさんは、かつて世界三大金持ちと言われた人を知っていますか。
ロックフェラー、カーネギー、モルガンです。
今でも様々なところでこの3人の名前は聞きますよね。
私はそのうちの1人、アンドリュー・カーネギーが大好きで、カーネギーは様々な名言を残しています。
その名言の中で我々セラピストにとって、とても重要な名言があります。
それは…
成功の秘訣は、いかなる職業にあってもその第一人者たることを期することである。
さらにカーネギーはこうも述べています。
一番確実な方法は、エネルギーのすべてを特定の分野に注ぎこむやり方だ。
私たちは、とかく、弁護士だから、医師だから、社長だから、と資格や地位だけで、待遇が決まっていると思いがちです。
しかしどんな職業であっても、 その道を極めた人は、大きな成果を残せますし、必ず高い収入が得られます。
例えば平均年収が低いと言われる美容師でも、その道を極めている人は、医者や弁護士の平均年収よりも稼ぎます。
これはセラピストにおいても同じです。
その道を極めた人は、
講演をたくさん依頼され、
多くの書籍を執筆し、
そして、自分の治療でも多くの依頼を受けます。
医師でもできないような事ができます。
当然たくさんの収入が入りますし、そしてもっと重要な事は
極めているからこそ、仕事自身がばかばかしいほど楽しくなります。
だからこそ皆さんが本当に充実して、
本当に自分が満足した人生を過ごしたい
と強く願うのであれば、
このアンドリュー・カーネギーが述べた
「いかなる職業にあってもその第一人者たることを期する」に
エネルギーを注ぎ込む事が大切ではないでしょうか。
もっと言うのであれば、理学療法士で第一人者である必要はありません。
もっとニッチな分野で第一人者になれば良いと思うんです。
例えば、
仙腸関節であれば日本で誰にも負けない
歩行をコントロールすることだけは自分が絶対に日本一である
肘の痛みだけは私より改善出来る人はいない
側弯の改善に絶対的な自信がある
こういった仮にニッチな分野でも、
そこにエネルギーを注ぎ込み、絶対に負けないと言い切れる能力を身に付けてしまえば、 その先には絶対的な功績を残せると思います。
今すぐ特定の分野を決める必要はありません。
皆さんが今やるべき事は、自分の仕事に全力で向き合い、そして全力で取り組む事です。
その先に、カーネギーが述べた本質があるのではないでしょうか。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
推薦セミナー
LIVEセミナー/ZOOM【吉尾雅春先生】神経学的視点から考える体幹機能の理学療法
◆講 師:吉尾雅春先生
◆開催日:2023年3月19日(日) 10:00~13:00
1.そもそも体幹とはどこを指すのか
2.直立二足動物としての体幹機能
3.姿勢制御と体幹機能
4.歩行と体幹機能
以上の項目についてデモを交えながら解説します。
特に今回は神経学的にみることが課題です。
体幹機能というと、ややもすると筋の働きばかりに目を捉われがちですが、それらを働かせているのは神経機構です。
それは随意的な機構なのか、それともautomatically controlなのか、その違いはアプローチにも影響すると考えるのが自然ではないでしょうか。
デモを交えながら考えてみましょう。
応募はこちらから
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https://ugoitalab20230319.peatix.com/
LIVEセミナー/ZOOM【塩多 雅矢 先生】塩多雅矢先生の考えるスポーツパフォーマンス向上に必要な身体機能〜走・投編〜
◆講 師:塩多雅矢先生
◆開催日:2023年3月26日(日) 10:00~13:00
【塩多雅矢先生の考えるスポーツパフォーマンス向上に必要な身体機能〜走・投編〜】
[第一部]体づくりの全体像(70分)
スポーツ現場においてパフォーマンスアップに必要だと考える項目を説明して、その中から体のパート分けと、動きのセパレーションを紹介する。
体のパート分けは、可動域や筋力を改善する以前必要なことだと考えています。
その上で作り上げた可動域や筋力を、動きで運用するポイントがセパレーションです。
[第二部]動きづくりの概要(40分)
第一部の内容のセパレーションに含まれる「支点」に注目します。
特に肩と股関節を支点にすることは、投げることや走ることの動きづくりの架け橋になります。
この架け橋を理解することが、第三部へのつなぎ役となるでしょう。
[第三部]投げる&走る動きづくり(50分)
第二部の内容を投げることと走ることへ運用します。
普段の指導で実施しているドリルを紹介しながら、その意味合いを解説します。
応募はこちらから
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https://ugoitalab20230326.peatix.com/
LIVEセミナー/ZOOM【古泉貴章先生】古泉貴章先生は頸部・肩関節の不定愁訴と頭痛をこう改善させる〜顎関節の影響から紐解く〜
◆講 師:古泉貴章先生
◆開催日:2023年4月1日(土) 17:00~20:00
概要
臨床場面において頸部、肩・肩甲帯、上肢の疼痛や痺れ症状、また頭痛、めまい症状など、不定愁訴を訴えをもつ症例を経験した方は多いと思います。皆様も理学療法評価や整形外科的検査を行なっても、仮説・検証作業に難渋した経験をお持ちではないでしょうか?
私は顎口腔分野を専門にし、2015年から歯科院で歯科医と連携し顎関節症、口腔機能低下症などの症例に対して理学療法を提供しています。特に顎関節症患者は頸部痛、上肢・背部の痺れ、頭痛、めまい、耳鳴りなどを副症状として併発している症例も多いです。
このことは、整形外科での臨床場面でも原因部位を特定する鑑別評価に有用なことを経験しています。
この顎関節症は2016年の歯科疾患実態調査において、顎関節に症状がみられる患者が全国で約1900万人(人口の15.2%)と推定されています。海外の調査のおいても変形性膝関節症が14%に対して顎関節症は約16%という報告もあり(Benjamin,2020)、私達の臨床場面でも身近にいると捉えた方が良いと考えられます。
本講演では頸部痛、頭痛、肩痛などの不定愁訴に対して、顎口腔からの関連痛や鑑別評価方法をご紹介できればと思います。
<講演内容>
・顎関節の構造と運動
・顎関節症について
・整形外科における顎関節症の有症率について
・顎関節を含む顎口腔からの関連痛を知る
・不定愁訴に対する顎口腔との簡易的な鑑別評価方法
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https://ugoitalab20230401.peatix.com/
LIVEセミナー/ZOOM【千葉慎一先生】肩関節障害に対する評価と治療プロセス 〜夜間痛と動作時痛を千葉先生はこう考えてこう治療する〜
◆講 師:千葉慎一先生
◆開催日:2023年4月8日(土) 19:00~20:30
概要
肩関節の痛みは、そのほとんどが関節包内、第二肩関節、肩鎖関節、結節間溝の4つの空間で生じています。
したがって肩関節痛の治療を行うためにはまず初めに、その痛みがどの空間で起こっている痛みなのかを探らなければなりません。
そして、何故その部位にストレスが加わってしまったのかを評価し、見つかった問題に対する介入が肩関節痛に対する治療になります。
また、痛みは安静時痛と運動時痛の二つの性質に分かれます。安静時痛は炎症の急性期や術後に見られることが多く、この痛みは関節の腫脹に伴う関節内圧変化により引き起こされることが多いです。
したがって、この時期の治療は肩関節安静を保つことが基本となります。
これに対して運動時痛は損傷組織にメカニカルストレスが加わることにより生じるため、治療は肩関節機能を改善することが基本となります。
このように肩関節痛に対する治療は痛みの場所、性質により選択する治療法が異なります。
今回の講習会では肩関節痛に対する治療法を見つけるための評価を中心にお話ししたいと思います。
応募はこちらから
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https://ugoitalab20230408.peatix.com/
LIVEセミナー/ZOOM【宮武和馬先生・河端将司先生・宮田徹先生・齊藤正佳先生】末梢神経を軸にした運動器診療ー医師とPTが協力した理想の治療へー
◆講 師:宮武和馬先生・河端将司先生・宮田徹先生・齊藤正佳先生
◆開催日:2023年4月15日(土) 18:00~21:00
概要
本セミナーは、ゴールド会員復習動画は対象外です。
1.宮武和馬先生:超音波診療から紐解く痛みの考え方 18:00~19:00
【講演概要】
運動器のリハビリテーションにおいて、医師とPTが協力することは必須です。
特に難しい疼痛であればあるほど、医師’だけ’やPT’だけ’では治すことができません。
そこで、まずは痛みの種類について再度整理する必要があります。
いわゆる炎症を伴い、侵害受容器が痛みを感知する侵害受容性疼痛。
末梢神経などの神経が直接痛みを感知する神経障害性疼痛。
脳が関与してくる痛覚変調性疼痛。患者さんの痛みがどれにあてはまるのか、しっかりと分けて考えながら治療しているでしょうか。
特に神経障害疼痛は画像診断が難く、一見何の痛みかわからない痛みに多く隠れています。
筋力や感覚障害を細かく診察し、どこの神経が障害されているか診断・評価できれば、超音波ガイド下に治療(ハイドロリリース・理学療法)することで劇的な改善が見込めます。
まずは医師の立場で痛みの解釈と対応についてお話しさせていただければと思います。
【セミナー内容】
侵害受容性疼痛・神経障害性疼痛・痛覚変調性疼痛の見分け方を簡単に説明します。
また、ハイドロリリースを行う基準や、ハイドロリリース 後の理学療法など一歩先の診療についてお話しします。
明日からの診療にすぐに役立つ内容になっています。
【到達目標】
・痛みを侵害受容性疼痛・神経障害疼痛・痛覚変調性疼痛にわけて考える。
・神経障害性疼痛や神経由来の機能不全があることを理解する。
・超音波での末梢神経のみえ方を理解する。
【参考資料】
臨床整形超音波学→https://www.igaku-shoin.co.jp/book/detail/108982
2.河端将司先生:末梢神経を軸にした肩関節リハビリテーション 19:05~19:35
【講演概要】
肩関節のリハビリテーションでは,何が痛いのかを理解した上で,なぜそのような状態に至ったのか,どこの動きが症状を増悪させているのか,これらを考えて運動療法を展開する必要があります。
肩関節は,肩甲上腕関節と肩甲胸郭関節によって自由度の高い運動が可能です。
この自由度があるから”なんとかやれる”利点もある一方で,代償動作に隠された真の問題点を見極められない難しさがあると思います。
関節可動域制限や筋力低下だけで推論するのではなく,末梢神経由来の機能不全を理解することで,問題解決の近道になると思います。
どのようにして末梢神経を軸に考えるのか,肩関節機能障害の評価と治療について,医師と理学療法士の連携を含めてお話させていただきます。
【セミナー内容(河端)】
肩関節の評価(痛み,筋力,可動域,感覚)を末梢神経を軸に統合解釈する方法を説明します。
関節の軸回転運動を誘導するために必要な運動療法のポイントを紹介します。
【到達目標】
・肩関節周囲の末梢神経の走行を理解し,それに関連した機能不全の特徴が理解できる。
・超音波を使用する場所や使用するタイミングを把握する。
・運動療法で効果を出すための手順や手技が理解できる。
3.宮田徹先生:末梢神経を軸にした膝関節リハビリテーション 19:35~20:05
【講演概要】
膝関節周囲の疼痛を考えた場合、炎症を伴う侵害受容性の疼痛を訴える方は多いと思います。
このような疼痛では医師は抗炎症を、理学療法士は疼痛部への負荷を軽減させることで効果的な連携を図ることができます。
一方で、画像検査で判別のしにくい膝関節周囲の疼痛も多く、対応に苦慮します。このような患者の訴えに注意深く耳を傾けると末梢神経の走行に沿っていると感じます。
末梢神経が疼痛に関与し、リハビリテーションの対象となるという視点ができ、医師と協力して疼痛治療が行えるようになってきました。
今回は膝関節周囲の疼痛に対して、末梢神経を軸にしてどのように評価して治療するかをお話しさせていただきます。
【セミナー内容(宮田)】
膝関節周囲の疼痛に対して、末梢神経を軸としたリハビリテーションを、症例報告を中心にお話しします。
【到達目標】
・膝関節周囲の末梢神経走行を理解する。
・膝関節周囲の末梢神経が問題となる疼痛評価と治療を理解する。
4.齊藤正佳先生:末梢神経を軸にした殿部のリハビリテーション 20:10~20:40
【講演概要】
日々の臨床で多々遭遇する殿部痛において、効果的・効率的に理学療法を進めるためには早期の病態把握が必須です。
しかしながら、各身体所見が陽性となるものの、画像からは異常所見を認めないと、殿部痛の病態を把握しづらくなります。
また、殿部周辺にも痛みを訴え、隣接関節の機能障害や機能低下を認めると、さらに病態把握は難しくなります。
この様な場合、何が痛いか、そして、何が機能の障害や低下を引き起こしているかを考えると、一見、関連がないように思える痛みなどの訴えや各々の所見には、末梢神経障害により引き起こされるていることが多くあります。また、末梢神経障害を痛みの中心に据えることで、各々の所見が関連しあっていることにも気付かされます。
そのため、画像からでは明らかでない病態を把握するためには、先ず何が痛いかを見つけ出すことが重要であり、何が痛いかがわかれば、行うべき運動療法は必然的に決まります。
また、我々セラピストだけで何が痛いかを考えるよりも、医師とタッグを組むことで、痛みの理解は圧倒的に早く、治療も急速に展開できます。そのためには、共通言語としての解剖学的用語、共通画像としての超音波画像は欠かすことができず、これらを使用した上で病態を共有することが極めて重要です。
本講演では、末梢神経障害による殿部痛に対して、機能解剖学を基にした身体所見、および運動療法について、実際の患者さんを通して紹介します。
【セミナー内容】
末梢神経障害による殿部痛を中心に、殿部痛の評価・理学療法についてお話します。
殿部を走行・支配する各々の神経障害に起因した痛みや障害を、伸長(張)テスト、筋(出)力検査、感覚検査、圧痛検査などから障害部位を特定する手順(考え方)、および運動療法を紹介します。
翌日からの臨床ですぐに使える内容です。
【到達目標】
・画像上、明確な病態が見つからずとも訴える痛みは、末梢神経による痛みとして捉え、また、機能障害・低下を認めた場合、末梢神経障害に起因したものと捉えられるようになること。
・末梢神経障害に対する評価・運動療法の方法を知ること。
【参考資料】
河端 将司,他:肩肘痛を有するスポーツ選手の末梢神経障害の捉え方.PTジャーナル 54, 549-558,2020.
宮武 和馬,他:超音波ガイド下インターベンションと理学療法の融合.PTジャーナル 54, 1002-1009, 2020.
応募はこちらから
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https://ugoitalab20230415.peatix.com/
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※新型コロナウイルスの影響により、現在会場セミナーは中止しております。
Zoomセミナーは詳細が決まり次第、掲載していきます。
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