脳性麻痺における倒立振り子(映像と解説)
コンディション・ラボの待合室のソファー背面の壁に貼った著名人の写真が全て埋まりました。
これまで日本を代表するようなたくさんの著名人をこんなにも診てきたんだな・・・と改めて感じました。
これからソファーの前にある壁に写真を貼ってきます。
こうしてコンディション・ラボの壁一面に、著名人の写真が並んでいくように、より一層臨床の追求に取り組んでいきたいと思います。(^_^)
さて、今回は脳性麻痺による四肢麻痺の治療を紹介します。
最近、コンディション・ラボにも、脳卒中や脳性麻痺など麻痺性疾患の症例も来院するようになりました。
私は麻痺性疾患が専門では無いですが、歩行ということに関しては、かなり変化しますので、紹介も含め、患者さんがかなり訪れるようになりました。
どの患者でもそうですが、麻痺性疾患では特に、ターミナル・スタンスの股関節伸展を生じさせることが重要です。
この変化を少しでも誘導できると、患者が必ず楽に歩けると訴えるようになります。
しかしターミナル・スタンスの股関節伸展は、ターミナル・スタンスだけを見れば良いわけではありません。
ローディング・レスポンスでしっかりと体重を乗せ込んでいくことがとても大事なんです。
その上で、そこから体幹が前に運べる状態に誘導してあげることで、初めてターミナル・スタンスの股関節伸展が生じるようになります。
中枢神経疾患の臨床のトップランナーをたくさん見てきましたが、みんな共通してこの概念を必ず持っていると私は考えています。
今回の紹介する映像は、変化が大きくないですが、倒立振り子の後半相を見るときの見え方を知るのに、とても参考になると思いますよ。
それでは下記の映像を見て下さい。
https://youtu.be/fZuBJWLO95Q
追伸
先日上野で仕事があったので、帰りに上野公園に寄って帰りました。
紅葉も色づいていて、とてもきれいでした。
私は旅行が好きで、これまで日本の全47都道府県を制覇しました。
特に、いろいろな風景を見るのが好きですが、日本には四季があり、本当にいろんな景色が見られる素晴らしい国だなとつくづく思います。
LIVEセミナー/ZOOM【二村昭元先生】セラピストへ伝えたい運動器リハビリテーション に必要な臨床解剖学 -肘関節編-
◆講 師:二村昭元先生
◆開催日:2022年7月3日(日) 10:00~13:00
肘関節の解剖学的理解といえば、従来であれば外側側副靱帯や内側側副靱帯など、
いわゆる靱帯構造を中心とした安定化と、浅層伸筋群や回内屈筋群などの動的構造に区別される。しかし、そもそも靱帯とは何か、という原点回帰的思考に基づいて、
これらの構造を解析すると、それらの靱帯は周囲筋腱や関節包の一部分を人為的に分離した構造的概念であることが理解できる。[セミナー内容] ●前半の部 肘関節の外側構造を、テニス肘や不安定症と関連から解説する。
●後半の部 肘関節内側構造を、主に野球肘の内側部痛(内側側副靱帯損傷)との関連から解説する。[到達目標] 1)関節構造における靱帯とは何かを理解する。
2)肘関節の外側、内側における靱帯を周囲の腱膜や関節包と関連して理解する。
3)肘関節の関節包の付着部を外側、内側、前方と理解する。 [参考資料] 運動器臨床解剖学ーチーム秋田の「メゾ解剖学」基本講座
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https://ugoitalab20220703.peatix.com/
LIVEセミナー/ZOOM【齊藤正佳先生】仙腸関節障害の痛みの捉え方と運動療法
◆講 師:齊藤正佳先生
◆開催日:2022年7月9日(土) 17:00~20:00
腰殿部痛の生涯罹患率は高いとされ、我々セラピストも腰殿部痛症例に対して運動療法を実施する機会が多いかと思います。
近年では、画像所見などから病態を捉えられる特異的腰殿部痛が増えたと報告されていますが、必ずしも、そのような症例ばかりではありません。中でも、仙腸関節内病変や仙腸関節外組織の障害による痛み、いわゆる仙腸関節性疼痛はその代表疾患として挙げられます。今回は、仙腸関節外組織の障害による痛みを中心に、評価や運動療法を効率的に実施するためのポイントを提示します。また、仙腸関節性疼痛以外の腰殿部痛に対する評価・運動療法についても一部紹介します。翌日からの臨床に使って頂ける座学となるようお話を進めさせて頂ければと思います。
【セミナー内容】
午前:仙腸関節性疼痛とは何が痛いのかを解剖学的・機能解剖学的に説明した上で、評価・運動療法を紹介します。 午後:仙腸関節性疼痛以外の腰殿部痛も一部提示し、その評価・運動療法について紹介します。
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LIVEセミナー/ZOOM【赤羽根良和先生】赤羽根良和先生は肘・前腕・手関節の有痛性疾患はこう見てこう改善させる
◆講 師:赤羽根良和先生
◆開催日:2022年7月24日(日) 10:00~13:00
前腕や手関節の有痛性疾患について座学セミナーを行います。
なお、骨折などの外傷性についての内容ではありませんので、宜しくお願い致します。前腕や手関節といえば、外側上顆炎やドケルバン腱鞘炎、バネ指が臨床で多くみられます。
このような疾患が多い一方で、整形外科では物理療法や消炎鎮痛剤の投与しかされていないのが現状です。
それは、様々な要因が考えられますが、根本的な治し方が確率されていないことが原因かと思います。
そもそも、これらの疾患はオーバーユースが原因となることが多く、単純なストレッチングは疼痛を増悪させる要因となります。しかし、教科書で載せられている多くは、ストレッチングを推奨されています。これでは長引くのも仕方ありません。大事なのは伸ばす部位は伸ばす、そして同筋との滑り、拮抗筋の柔軟性、姿勢の改善が重要となります。
当セミナ-では、この辺りをしっかりとお伝えしたいと思います。当日は宜しくお願い致します。
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LIVEセミナー/ZOOM【
【弓岡光徳先生】歩行獲得に向けた理学療法学的治療アプローチ
◆講 師:弓岡光徳先生
◆開催日:2022年7月31日(日) 10:00~13:00
脳卒中片麻痺患者が正常に近い歩行動作を獲得するためには、臥位・寝返り・起き上がり・座位・立ち上がり・立位などの基本動作の獲得が必要となります。
本セミナーでは、「臥位・寝返り・起き上がり・座位での治療アプローチ」として、重力との関係による筋活動の活性化を行い、立位、歩行へつなげる準備に必要な要素や治療方法について学習します。
具体的には、「テンタクル活動」「ブリッジ活動」「ブリッジーテンタクル活動」、「カウンターバランス」、「腰椎骨盤リズム」、「頭部体幹戦略・上下肢戦略」について理解する必要があります。
その上で、「立ち上がりでのアプローチ」「立位での治療アプローチ」を通じて、歩行の準備を行い、「歩行での治療アプローチ」「階段昇降での治療アプローチ」で、歩行動作・段差昇降動作の獲得を目指します。講義内容
1.臥位での治療アプローチ
2.寝返りでの治療アプローチ
3.起き上がりでの治療アプローチ
1)カウンターバランス
4.座位での治療アプローチ
1)座位・立位・歩行に必要な腰椎骨盤リズム
2)外乱に対する端坐位姿勢維持
3)股関節・足関節・ステップ戦略
(座位バランスと立位バランスの比較)
4)座位でのフォースカップル
5.立ち上がりでの治療アプローチ
6.立位での治療アプローチ
7.歩行での治療アプローチ
8.階段昇降での治療アプローチ
応募はこちらから
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その他の園部企画の講演・セミナー
※新型コロナウイルスの影響により、現在会場セミナーは中止しております。
Zoomセミナーは詳細が決まり次第、掲載していきます。
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