怪物!鈴木俊明先生
8月12日の座学と、8月13日の実技の二日間の講演を鈴木俊明先生にしていただきました。
とにかく、その怪物ぶりには、私も、世界の今ちゃんも、アームストロング中山も、度肝抜かれました。
ワンピースに例えると「カイドウ」が出てきた時のような凄みがありました。
想像を絶するほど、タフな先生です。一言で言うと「怪物」です。
しかもヒューマンタッチで、笑いをしっかりとれます。(^_^)
講演前には、私と30分もいろんな話で盛り上がり、その後10時から講演が始まって、昼休みも「来た人にできるだけ役立つものを持ち帰ってもらいたいから、昼休みは全部質問の時間にあてさせてください」と昼休みを全く取らず、ぶっ続けで講演を行い、途中で挟んだ休憩時間も全て質問の時間にあて、そして講演が終わった後も質問が殺到し、それに答えていました。
つまり・・・・
朝の9時15分から、会場が閉鎖される17時まで、ずっと休みなく・・・トイレもいかず・・・食事もとらず・・・・、しゃべり続けていただきました。
これができるのは、おそらく明石家さんまと鈴木先生位かもしれません。(^_^;)
そしてその後、懇親会を行ったのですが、タクシーの中でも、そして懇親会でも、途切れることなく理学療法談義を行っていただきました。
その強靭なタフさと、清い熱意、そして人間味ある発言には、共感と、圧倒されるような凄みを感じました。
おそらく私の人生で出会った人の中で、最もタフで、最もお酒が強いです(懇親会の飲む量も、想定外の強さを感じました。)。
ワンピースの「カイドウ」と例えたのが分かっていただけましたでしょうか。
そして・・・
本当に尊敬できる臨床家です!!
体幹機能の改善ということを言えば、最高の力を有していると思います。
とにかく臨床が、実際に自分がしてきた研究と常に結びついているんです!
予測と経験による感ももちろん必要ですが、「自分の研究に基づいて治療したい」いうをポリシーを持っていることも、とても参考になりました。
鈴木先生の治療の特徴を言うと、とにかく狙いをピンポイントに絞って、そこを狙い撃つように運動療法を行うこととです!!
しかも、その狙いを改善するのが早い!!
本当に一瞬なんです。
その技術が凄いかどうか・・・、
その変化が真実を貫いているか・・・、
それは、臨床深くやっている人なら分かると思います。
また脳神経疾患を、脳のことではなく、できるだけ運動学に基づいた考え方で解決しようとする理念もよくわかりました。
これは脳神経学を主体として治療している人たちの批判ではありません。
療法士にとっては、やはり運動学が第一優先すべき理論であり、運動学たちを主体とした概念によって、臨床を行えれば、その方が良いという鈴木先生のポリシーだと思います。
脳神経疾患の分野でも、いろんなトップランナーを見てきましたが、どの考えを否定するとか・・・、どの考えだけが正しいとか・・・、そんなことではなく、一人一人の臨床家の考え方と理念を学び、自分自身の治療概念に取り入れていくことがとても大事だと私は考えています。
強烈な個性と、強い理念を持った鈴木先生ですが、私はとても共感しましたし、今後も長いお付き合いをさせていただきたいと勝手ながら思っております。
来年もまた私の研究会でお呼びすることが決まっていますので、その時はぜひご参加ください。
それとジャパンライムで、来年の5月に私と鈴木先生のコラボ・セミナーも決まっています。
とてもうれしかったのは、このコラボ・セミナーに、鈴木先生が私を指名してくれたことです。
切り口は、全く違いますが、根本的なことは同じだなと私は勝手ながら考えています。
この企画は必ず人が殺到すると思いますよ。(^_^)
また運動と医学の出版社の書籍も、今、鈴木先生と試行錯誤しながら進めています。
こうしたことを通じ私なりに鈴木俊明先生の考えを広く広めることができれば、大きな貢献ができると信じています。
追伸①
下記は元、サッカー韓国代表のキム・サンフン選手です。
最近、園部の髪の毛がめっきり少なくなりましたが、このときはまだ髪の毛がいっぱいありました(^_^;)
追伸②
ちきしょー!
忙しいのに・・・・、また30分も並んで、豚星のラーメン食べてしまいました(^_^;)
LIVEセミナー/ZOOM【齊藤正佳先生】1単位で診れる!!鼡径部痛を末梢神経から考える
◆講 師:齊藤正佳先生
◆開催日:2024年9月7日(土) 18:00~21:00
概要
運動器疾患に関わるセラピストに求められることの一つに、痛みを取り除くことが挙げられます。
鼡径部の痛みも同様ですが、鼡径部の痛みは腰痛や股関節周囲の痛みと関連しあい、広範囲に渡ることがあります。これらの痛みを取り除くためには身体所見と画像所見とから病態を探ることが求められるものの、画像からは病態が得られないこともあり、困ることが多いのも事実です。
しかし、(末梢)神経により引き起こされた痛みと考えれば、腰痛や股関節周囲に幅広く出現していると理解できます。そのため、身体所見では、圧痛だけでなく伸長テストや筋出力などから病態を把握することが極めて重要となってきます。
本セミナーでは、末梢神経障害由来の鼡径部痛について、身体所見の取り方や運動療法の進め方を、症例を交えて紹介します。
【セミナー内容】
●前半
・鼡径部、股関節の機能解剖
・鼡径部、股関節を走行する(末梢)神経
●後半
・機能解剖を基にした評価、運動療法
・症例紹介
【到達目標】
・(末梢)神経障害による鼡径部痛を理解する
・圧痛が認められる理由を理解する
・末梢神経障害に伴う身体所見を知る
・運動療法の進め方を知る
【参考資料】
・お手持ちの解剖学書
・坂 雅之:臨床の疑問に答える軟部組織の障害と理学m療法〜解剖と病態の理解に基づく評価と治療. 羊土社, 2023
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https://seminar.ugoitalab.com/event/20240907z/
LIVEセミナー/ZOOM【山本伸一先生】脳卒中患者の上肢・体幹機能へのアプローチ〜臨床に多い上肢の痛みと動きを体幹との関連から考える〜
◆講 師:山本伸一先生
◆開催日:2024年9月21日(土) 18:00~21:00
概要
上肢・手の機能アプローチは個別性であることから、それぞれ悩むことが多いと思います。しかし、一方では共通要素もあり、その原則・指針を理解することで介入のバリエーションにつながることになります。
今回の研修会では、これら含めた脳卒中の障害像の基礎理解とともに上肢・手の機能の問題点と介入について整理します。そのうえで脳卒中における肩の痛みの機序から種類等をご説明いたします。それぞれの臨床に活かせていただければと思います。
初めての方でも全くだいじょうぶです。わかりやすく説明いたします。また、これまでに参加された方でもOKです。宜しくお願いいたします。
翌日には実技セミナーを開催します。合わせて受講すれば理解が深まります。
【山本伸一先生】脳卒中患者の上肢・体幹機能へのアプローチ〜臨床に多い上肢の痛みと動きを体幹との関連から考える〜(実技セミナー)
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LIVEセミナー/ZOOM【中村尚人先生】側弯症の保存療法について〜SOSORTのガイドラインと日本の現状〜
◆講 師:中村尚人先生
◆開催日:2024年9月29日(日) 9:00~12:00
概要
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LIVEセミナー/ZOOM【祝広孝先生】MCP(触察技術を用いた筋コンディショニング)の理論と効果
◆講 師:祝広孝先生
◆開催日:2024年10月5日(土) 19:00~22:00
概要
【講演内容】
・MCPの理論と効果について
・骨格筋に視点をおいた姿勢変化や関節機能異常の捉え方
【到達目標】
・MCPの理論を理解する
・骨格筋に視点をおいた姿勢変化や関節機能異常の診方を理解する
【参考資料】
骨格筋の形と触察法(大峰閣)http://daihokaku.com/index.html
【MCPとは】
MCPはリハビリテーションの現場だけでなく、スポーツ選手のコンディショニングの現場などで対象者の持つ潜在的な筋の伸長性や収縮パフォーマンスを即時に引き出す事ができるテクニックです。
MCPは様々な手技の不思議を解剖学を軸に考察する中で生まれた理論を土台としています。故に理論上の限界はありますが、逆に理論の範疇であれば、誰でもどの筋に対しても同じ効果が得られ、その再現性は他に類をみません。
MCPでは正確な解剖学的情報と体表解剖学の技術(触察)により、個別の筋に対して選択的にアプローチが可能です。症状と原因筋の関係がより明確となる事により、以降の対象者の症状に対する臨床推論の精度も向上します。
MCPは単独でも使えるテクニックですが、その理論は人の身体を触れるテクニックの基礎となる理論と言え、皆さんの現在用いている各種テクニックに組み込む事で、そのテクニック自体のスキルも向上させてくれるはずです。
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https://seminar.ugoitalab.com/event/20241005z/
LIVEセミナー/ZOOM【中宿伸哉先生】足部障害における理学療法の実際
◆講 師:中宿伸哉先生
◆開催日:2024年10月12日(土) 18:00~19:30
概要
足部障害を考える上で切り離せないのが、アーチの構造です。内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチの3軸で構成されるアーチは、歩行時の推進力に影響するだけでなく、床面からの衝撃を適度に吸収することで、下肢の関節への応力集中を防止します。
アーチの構成は、各足根骨によって形成されます。そのため、各々の骨がどのように動くのかを理解することが必要です。筋や靭帯の緊張によって能動的に動く骨もあれば、隣接の骨から受動的に動く骨もあります。隣接した骨がお互いにバランスよく連動して動くことが求められますが、これらが破綻した時に、どの部分が補うのかで障害の程度が異なります。筋機能によって補うのであれば、筋由来の疼痛が出現する可能性があり、靭帯や関節にストレスが加われば、これらが疼痛の原因になりえます。
足部障害には、足底挿板によるアライメント補正が有効です。一方で、膝関節や股関節のマルアライメントにより、足部への重心移動が変化することによってもアーチ構造に影響します。どちらが効果として有効であるかは、それぞれが相互作用として影響するため、一概に述べることはできません。現に、足底挿板によって膝、股関節のアライメントも補正され、これら周囲の筋力が改善することも珍しくありません。股関節や膝関節の筋力低下が足部障害に影響しているからといって、各々に単発的なトレーニングを安易に行うべきではないと考えます。臨床的には、よいアライメントの中で、いかに筋の発揮能力を高める複合的なトレーニングを行えるかが重要です。理学療法士の役割は、それに影響するであろう足部の疼痛や拘縮改善を適切に行うことです。
本講義では、足部機能の理解と、徒手的治療、足底挿板療法を中心に提示致します。
【セミナー内容】
・足部の機能解剖
・足部アーチの構造と機能
・足部障害の基本的評価
・各足部疾患の病態と治療
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https://seminar.ugoitalab.com/event/20241012z/
LIVEセミナー/ZOOM【岡本光司先生】もう悩まない!坐骨神経由来の複雑な痛みを紐解く〜大腰筋の深層を科学する〜
◆講 師:岡本光司先生
◆開催日:2024年10月26日(土) 18:00~19:30
概要
「いわゆる坐骨神経痛」といえば、梨状筋よりも末梢の病態—そう考える人が多いのではないでしょうか。しかし、梨状筋より末梢の組織に対して理学療法を行ってみても、一時的に改善を認めるも症状が再発する症例を多く経験してきました。
それでは「なぜ、痛みが元に戻るのか?」「何か大切なことを見逃しているのではないか?」この原因を探るため、筋力評価を軸とした理学的所見をとってみると、L5、S1神経根障害を示唆する所見をしばしば認めました。
今回、L5、S1神経根障害の捉え方およびそのアプローチ(大腰筋や多裂筋)をご紹介します。
リハビリ現場での23年間、「いわゆる坐骨神経痛」を診てきた立場で、紆余曲折の末に導き出され辿り着いた、48才シニアPT「オレみたいになるな!失敗から学ぶ【坐骨神経痛の真実】」必見の内容です。
【この講演でマスターして欲しいポイントは・・・】
ズバリ、「理学的所見の本質を理解する」です。理学的所見は病態を教えてくれます。「いわゆる坐骨神経痛」の病態を炙り出すと、やるべき理学療法がおのずと選択されるのです。あなたの理学療法の内容が180°激変します。
応募はこちらから
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https://seminar.ugoitalab.com/event/20241026z/
その他の園部企画の講演・セミナー
※新型コロナウイルスの影響により、現在会場セミナーは中止しております。
Zoomセミナーは詳細が決まり次第、掲載していきます。
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