閉じる
  1. 林典雄先生監修!赤羽根良和執筆! ついに登場!!
閉じる
閉じる
  1. 脊柱管狭窄症に効果的なエクササイズとは
  2. 肉離れの後の硬結?って、エコーでどう見えるの?
  3. 誰も知らない! 足底の痛みの本当の原因とは?
  4. 膝屈曲制限の要因(膝窩編)
  5. 椎間板性腰痛の患者ってどんな動作で痛いの?
  6. 高齢女性の足はなんで扁平足なの?
  7. 慢性化した椎間板ヘルニアの痛み、その原因とは?
  8. 椎間板ヘルニアで痛みがでる3つのメカニズム
  9. なるほど!臨床で多い鵞足の評価方法
  10. 跛行の改善!必ず知ってほしい必見の技!
閉じる

理学療法士園部俊晴のブログ

成長過程の重要性


先日、プロゴルファーの川岸史果選手がコンディション・ラボに来てくれました。
昨年、優勝してかなり有名になりましたが、素直な話し方やひたむきな感じは変わりません。
今回は自身のカレンダーを持参頂きました。
今回はお互い納得する動きが作れたので、今年の活躍が楽しみです(^_^)

 

さて、今回は、うれしいお知らせがあります。

 

メルマガ登録者がなんと2000名を越えました!

 

私のメール講座も、2,000名以上の方に学んで頂けると思うと、身が引き締まります。

 

今後も改定を続けながら、『良質な情報を伝えられる講座』に育てていきたいと思っております。

 

今回はメルマガ登録2000名越えを記念して、とても重要な記事をご紹介します(ちょっと長いですが、最後まで読んで見てください)。

 

それは・・・

成長過程の重要性です。

 

臨床に限らず、仕事、趣味、日常生活など様々な分野において、人間の成長過程を理解しておくことは極めて重要なことであると私は考えています。

 

「何が適正な成長過程であるのか」を考えることは、成長のための近道であり、自身が望む臨床家に成長するために重要なことだということができます

 

ここで・・・、

一旦寄り道をさせて頂き、ルービックキューブの話をさせてください。

 

ルービックキューブは日本でも40年ほど前から爆発的にヒットし、世界中で数億人の人が行った遊びです。

 

私が子供の頃も、ルービックキューブが流行り、クラスの男子は全員ルービックキューブ持っていました。

 

そして、6面を達成できる人はその地域でヒーローだったのをよく覚えています。

 

そんな世界的ヒットを遂げたルービックキューブですが、日本では1981年に第1回全日本大会が開催されました。

 

当時の優勝者の6面達成時間は、52.3秒(3回の平均)であったそうです。

 

おそらく、日本中でも1分以内に6面を達成する人はほんの一握りの人しかいなかったのだと推測されます。

 

そして、翌年の1982年には世界大会も開催されるようになり、世界で数億人もの人が行う遊びは、徐々に発展を遂げました。

 

その攻略法や練習方法などが分かってきて、6面達成がかなり容易にできるようになっていったのです。

 

さて、現在の世界大会がどのくらいの時間で6面達成を競い合っているのでしょうか。なんと、10を切る時間で競い合っているというのです。

 

ボルトより早い・・・・!

 

偶然にも私の患者様にルービックキューブの元世界チャンピオンがいます。

 

私はふと彼にこんな質問をしてみました。「あなたが直接指導すれば、普通の人はどのくらいの期間で6面が達成できるようになりますか?」

 

この質問に対し、彼はこう答えたのです。「私が直接指導すれば、どの人でも3日間で6面を達成できるようになると思います。しかも、1分以内で・・・。」

 

彼からこの答えを聞いたとき、気付いたんです・・・。

 

多くの分野において、持って生まれた能力より、成長過程の方が重要であることを私は確信しました

 

6面を1分以内で達成することは、第1回の全日本大会が開催された当時、日本中で一握りの人しかできなかったことです。

 

しかし、それが適正な成長過程を辿ることでわずか3日間の練習によって、しかも、普通の能力の人が達成できるのです。

 

おそらく、第1回全日本大会に出場した選手は、ルービックキューブに関しては選りすぐりの能力を持っていた人達であり、そして、大会に向け一日数時間もの練習を繰り返していたと予測されます。

 

しかし、現在では普通の能力の人が3日間の練習で達成できるのです。

 

これは、人間が持って生まれた能力より成長過程の方がはるかに重要であることを証明していると私は考えています。

 

こうしたことは、ルービックキューブだけでなく、様々な分野で確かに肯ける事実があります。

 

例えば、スポーツの分野を例に挙げると、水泳では数十年前のオリンピックの金メダリストの記録を、現在では小学生が上回っています

 

数十年前の金メダリストの記録は、世界最高峰の身体能力を持った人が厳しい練習を繰り返して達成したものです。

 

しかし、長い年月の中で水泳の技術や理論は発展し、現在、その世界記録は現在の適正な成長過程を辿った小学生にも及ばないのです

 

その他にも学術の分野を例に挙げると、読む速度は一流大学に進学するレベルでも1分間に2000文字程度です。

 

しかし、適正な練習を行えば、わずか1週間程度の練習によって1分間に10000文字を読むレベルに達することができるといわれます(私も速読を行うようになって読むスピードがかなり早くなりました(^_^))。

 

こうした例をみても、適正な成長過程を辿ることがいかに重要であるかを理解することができます。 

 

こうしたことから、臨床家においても年々成長していくためには、まず適正な成長過程に入ることが極めて重要であると考えるようになりました。

 

私の場合、「体幹機能」「運動連鎖」「皮膚の運動学」を理解してから自身の臨床の力が何倍にも膨れ上がっていくことを感じることができました

 

そして、これを基盤として様々な治療を展開していき、実践を積み重ねていくことが適正な成長過程と今は感じています

 

理学療法の分野も専門領域が細分化され、その成長過程は分野によって異なると思います。

 

各々の分野における成長過程のレールに乗った上で、実践を繰り返すことで効果的な成長が得られるのだと思います。

 

追伸

速読の技術の習得は、人生において生涯とても役立つ技術になると思います。

私が読んだ速読の書籍について下記に紹介いたします。

 

だから速読できへんねん! ~脳のブレーキを解き放て~

http://amzn.to/2E5d17K

あなたもいままでの10倍速く本が読める

http://amzn.to/2nuC6yi

頭の回路が変わる1冊10分の速読法

http://amzn.to/2E5dXZO

 

40歳からの人生を変える1日10分速読勉強法

http://amzn.to/2nxbQ6m

 

 

 

追伸

このブログのメルマガ登録をすると下記の情報をお知らせします

■力学的推論を理解するためのメール講座
このメール講座では49回に渡って力学的推論を理解するための基本的な知識をステップ形式でお伝えします。

登録はこちらから

→ https://pt-sonobe.com/mail-lecture

LIVEセミナー/ZOOM【中村尚人先生】ファンクショナルローラーピラティス概説

講 師:中村尚人先生

開催日:2024年11月17日(日) 9:00~12:00

 

概要

ファンクショナルローラーピラティス(以下、FRP)は、フォームローラーを用いた日本発のピラティスメソッドです。
ピラティスにはマットとイクイップメントの2通りがありますが、フォームローラーはこの2つのいいとこ取りをしています。マットの手軽さとフォームローラーという道具を用いる利点を兼ね備えています。今回は、FRPの利点と臨床ですぐに使える代表的なエクササイズを紹介します。

《到達目標》
FRPの概要を理解する。ピラティスの歴史やその特徴を理解する。

《講義内容》
・ピラティスの歴史
・FRPとは
・フォームローラーを用いる利点
・臨床で即使えるFRP
・FRP養成コースのご紹介

《参考資料》
「ファンクショナルローラーピラティスでできる104のエクササイズ」
「症状別ファンクショナルローラーピラティス〜アセスメントからフォームローラーを用いたエクササイズまで〜」
「コメディカルのためのピラティスアプローチ」(全てNAP)
FRP公式HP:https://frpilates.com

 

応募はこちらから

↓ ↓ ↓

https://seminar.ugoitalab.com/event/20241117z/

 

LIVEセミナー/ZOOM【工藤慎太郎先生】「なぜ?」がわかる!!臨床に多い痛みを改善するための触診技術~膝・足関節編~座学

講 師:工藤慎太郎先生

開催日:2024年11月23日(土) 18:30~21:30

 

概要

臨床に多い膝関節の痛みをみるための触診技術
変形性膝関節症では膝関節伸展制限が問題になる。膝関節伸展制限を改善するためには伸展制限を引き起こす構造を触れて、適切な可動範囲で動かす必要がある。特に、半膜様筋、腓腹筋内側頭、脛骨神経、総腓骨神経が重要になる。一方で、なぜそれらの構造が問題になるのだろうか?我々の関節症に対する研究成果を基に、なぜ問題が生じるか、どう触るか?をお話しします。

臨床に多い足関節の痛みを見るための触診技術 
足関節の疼痛が生じる機能障害として、背屈制限がある。背屈制限を診るために必要となるのは、長母趾屈筋の構造に注目して考えている。長母趾屈筋は足関節において最も深層に位置する。どう触れると良いのだろうか?超音波画像に基づいて、触診方法と徒手療法を解説する。また、荷重位での背屈制限を診る際には足部アライメントも重要になる。足部アライメント異常を運動療法で改善させるポイントを解説します。

 

応募はこちらから

↓ ↓ ↓

https://seminar.ugoitalab.com/event/20241123z/

 

LIVEセミナー/ZOOM【村木孝行先生】村木先生が骨頭求心位に迫る!~後方・下方組織のタイトネスが及ぼす影響とその治療について~

講 師:村木孝行先生

開催日:2024年12月1日(日) 10:00~13:00

 

概要

骨頭求心位とは上腕骨頭が肩甲骨関節窩の中心(最深部)に位置している状態を表します。求心位を保てずに肩の運動が行われると、関節唇や腱板など周囲組織の損傷が起きやすくなります。逆を言えば、求心位を保って運動できれば、肩関節痛を改善させられることが多くあります。それを実現するために、本講演では下記のことをテーマとします。

1.上腕骨頭位置(変位)異常と肩関節障害の関係性を知る
2.骨頭求心位の評価方法(位置の評価と動きの評価)を知る
3.上腕骨頭位置(変位)異常と関節組織タイトネスの関係性を知る
4.本当にタイトネスが原因なのかどうか評価する方法を知る
5.骨頭求心位を改善するためアプローチ方法を知る

※評価/治療手技は写真や動画で紹介します。

 

応募はこちらから

↓ ↓ ↓

https://seminar.ugoitalab.com/event/20241201z/

 

LIVEセミナー/ZOOM【土屋元明先生・向井重貴先生・相馬啓太先生】UGOITA特別シリーズセミナー 外来整形外科疾患に対するリハビリの新たな可能性

講 師:土屋元明先生・向井重貴先生・相馬啓太先生

開催日:2024年12月14日(土) 18:00~21:30

 

概要

「一歩踏み出すセラピストへ:独立・開業のための実践アドバイス」18:00~19:00
土屋元明先生

生涯、同じ場所で働くという時代から、様々な場所で働くという時代になりました。私の周りにも副業、フリーランス、開業と独立して働いているセラピストは多いです。
現に、『私もいつかは独立したい。一人ひとりにもっと、じっくりと丁寧に向き合って、臨床を行いたい』とお考えの方も多いのではないでしょうか。
そんな、働き方について考えているあなたに、私から独立・開業のための実践的なアドバイスをお伝えします。大切なのは技術でしょうか?集客でしょうか?はたまた行動力でしょうか?2016年に独立して現在まで働いてきた私の考えと、ちょっとした臨床で活きる考え方や技術を公開いたします。
独立しないセラピストにとっても「人生設計を改めて考えるきっかけ」になると思いますので、皆様のご参加お待ちしております。

【セミナー内容】
●開業に向いているセラピストとは?
●開業前に準備すべきことは?
●開業時に直面するリアルな課題とは?
●保険内と保険外の技術、どう違うのか?
●開業だけが選択肢じゃない?

【到達目標】
1.自分の人生設計を考えるための機会を作る
2.来年の4月までに、人生設計をして簡単な行動を起こす
3.技術の活かし方を理解し、明日から実践してみる

「膝関節疾患を末梢神経×力学を軸にした理学療法」19:00~20:00
向井重貴先生

「末梢神経障害」と聞くと、多くのセラピストは、手術や外傷をきっかけとして、感覚障害、疼痛、筋力低下、筋萎縮、深部腱反射の低下などが発生した状態を想像するかもしれません。しかし、末梢神経障害は必ずしも手術や外傷といった明確なきっかけがなくても、私たちが臨床でありふれて遭遇する病態であり、実は非常に一般的なものなのです。
2023年より臨床現場で”末梢神経を中心に据えた理学療法”の考え方に触れる機会を得てから、私はそのことに気づかされました。末梢神経に焦点を当てたアプローチを実施してみると、痛みの軽減、可動域制限の改善、そして筋力発揮の向上が見られ、それに伴いアライメントの改善することを臨床現場で経験します。
さらに、インソールを用いた力学的アプローチによって、末梢神経の負担を軽減し、末梢神経性の痛みを改善することも経験しています。
今回の講演では、末梢神経と力学の2つの視点から、私が実際に臨床で行っている理学療法の展開についてお伝えします。

【セミナー内容】
1.末梢神経×力学の重要性
末梢神経と力学の相互関係と、その重要性を解説します。
2 .末梢神経中心のアプローチによる機能障害の改善
末梢神経へのアプローチが、可動域、筋力の改善にどのように寄与するかを学びます。

【到達目標】
1.末梢神経と力学の相互関係の理解
末梢神経と力学の重要な関係性を理解し、臨床において応用する知識を習得します。
2.末梢神経アプローチによる機能改善の知識習得
末梢神経を中心としたアプローチを実践し、痛みや機能障害の改善に必要な知識を身につけます。

「膝関節疾患を1単位で効果的に診るために私たちが実践すべきこと」20:00~21:00
相馬啓太先生

膝関節の痛みは、私たちの臨床でとても多く遭遇します。理学療法士や柔道整復師など、医療者であるならば膝関節疾患は必ず対応が必要なります。しかし、あなたは膝の痛みを診るとき、“どの組織が痛みを拾っている”と明確に回答できるでしょうか? また、“どのような力学的負荷が加わっているから痛みが出ている”かを明確に答えることはできますか?病院やクリニックでは1単位で問診して、評価して、治療して、、、と時間内に終わらずに痛みの改善も得られないままその日の診療を終わりにするといった経験は皆さん少なからずあるのではないでしょうか。
今回は園部先生の研修を受けている私が、「園部俊晴の臨床 膝関節」の書籍を読んで、その書籍の内容を実際に1単位でどのように臨床応用しているのかを私なりの視点で初学者向けにお話させていただきます。少しでも臨床現場で働いている皆様のお役に立てるような講演ができればと思います。
ご参加、ぜひお待ちしております。

【セミナー内容】
1.仮説・検証作業の重要性
2.疼痛部位の確認と第3水準の評価
3.徒手での滑走操作による組織学的アプローチ
4.インソールパッドによる力学的アプローチ

【到達目標】
1.膝関節の解剖や機能解剖を理解する
2.各疼痛部位に対する病態を理解する
3.各疼痛部位に対する滑走操作を行えるようにする
4.インソールの効果を確認する

コラボアンサー 21:00~21:30

 

応募はこちらから

↓ ↓ ↓

https://seminar.ugoitalab.com/event/20241214z/

 

LIVEセミナー/ZOOM【赤羽根良和先生】脊柱・骨盤帯の可動性をこう改善する

講 師:赤羽根良和先生

開催日:2024年12月21日(日) 17:30~20:30

 

概要

運動器診療において、痛みの改善は最も重要な課題です。近年、超音波診断技術や超音波ガイド下注射の普及により、痛みの原因となる組織をより正確に特定できるようになりました。それに伴い、セラピストにも痛みの原因となる組織の滑走性を改善する高度な技術が求められています。

しかし、局所の滑走性を改善しても、効果が持続しない場合もあります。そのような状況に直面したとき、どのように治療戦略を見直すべきでしょうか?また、どの関節に注目すべきでしょうか?

私はこれまでの講演で、「ICA拘縮理論」を提唱してきました。この理論の「A」はAdjacentを意味し、隣接関節を指します。隣接関節に拘縮が生じると、その周辺組織に負担がかかるという考え方です。具体例としては、Hip-Spine SyndromeやKnee-Spine Syndromeが挙げられます。

脊柱や骨盤帯の可動性が低下すると、隣接する関節にも負担がかかります。今回の講演では、脊柱・骨盤帯の関節運動の基礎知識を確認しながら、その関節の評価方法、アプローチ方法について紹介します。このアプローチを身につけることで、これまで改善できなかった痛みの解消につながる新たな糸口が見つかるでしょう。

12月21日のライブセミナーでは、この理論を臨床的な視点から詳しく解説し、12月22日の実技セッションではその技術を実際に習得いただけます。痛みを根本から解消するための新しい治療戦略を学ぶ絶好の機会です。ぜひご参加ください。

実技セミナーはこちら
【赤羽根良和先生】脊柱・骨盤帯の可動性をこう改善する(実技セミナー)

 

応募はこちらから

↓ ↓ ↓

https://seminar.ugoitalab.com/event/20241221z/

 

LIVEセミナー/ZOOM【小野志操先生】肩関節における臨床症状とエビデンスの接点〜痛みを改善するために小野先生はこう考えてこう治療する〜

講 師:小野志操先生

開催日:2024年1月12日(日) 10:00~13:00

 

概要

肩関節に対する理学療法を行う際に苦慮する症状の主たるものとして、①可動域制限、②肩前方部痛、③肩上方部痛、等が挙げられると思います。
これら症状の中でも痛みを改善することが難しいと感じている方が多いのではないでしょうか。

ほとんどの症例で、関節可動域が改善していく中で痛みが改善していくケースが多い訳ですが、「関節可動域改善」=「疼痛軽減」と考えてしまっているのではないでしょうか?

本質的なことを言えば、『関節可動域制限の原因となっている軟部組織』と『運動時痛の原因となっている軟部組織』が同じであれば、『その軟部組織の性状が元あった状態に近づくような操作を加えていくことで、関節可動域も疼痛も改善する』ということになります。つまり「痛み」に対する理学療法を考える際は、「どの組織に、どのような刺激が加わると痛みが出現するのか」を考えなければならない訳です。

「痛み」という症状に対して療法士でできることとは?肩関節治療を通して考えていきましょう。

 

応募はこちらから

↓ ↓ ↓

https://seminar.ugoitalab.com/event/20250112z/

 

LIVEセミナー/ZOOM【古泉貴章先生】顎関節から紐解く姿勢の診方と隣接関節の関係について〜姿勢・動作改善の新たな展望〜

講 師:古泉貴章先生

開催日:2024年1月19日(日) 9:00~12:00

 

概要

顎関節(temporomandibular joint : TMJ)は側頭骨と下顎骨で構成されている関節です。顎関節の機能は咀嚼・嚥下・発声・認知・身体の平衡機能、頸部との運動学的関係性など、私達の臨床場面でも重要な機能を持つ関節です。顎関節の代表的な疾患に「顎関節症(temporomandibular disorders : 以下TMD)」があり、日本では推定1,900万人(15.2%)に存在し、実は身近な疾患の1つとして認識する必要性があります(厚生労働省平成28年歯科疾患実態調査)。本講演でははじめての方でも分かりやすいように、顎関節の基礎的な解剖・運動学、臨床に使える評価方法などをお話しさせていただければと思います。

【セミナー内容】
顎関節の概要
顎関節の基礎(解剖・運動学)
顎関節の評価学
顎関節の治療学(症例提示)

【到達目標】
・顎関節の基礎を理解する。
・顎関節の簡単な評価ができ、臨床で活用できるようになる。

【参考資料】
・運動のつながりから導く姿勢と歩行の理学療法
https://www.bunkodo.co.jp/book/00DC1SY0XI.html
・症例動画から学ぶ臨床姿勢分析〜姿勢・運動連鎖・形態の評価法
https://human-press.jp/book_35.html

 

応募はこちらから

↓ ↓ ↓

https://seminar.ugoitalab.com/event/20250119z/

 

【赤羽根良和先生】レントゲン読影から観た運動療法の治療戦略~骨折画像からいかに軟部組織の損傷を捉えるか~

講 師:赤羽根良和先生

開催日:2024年1月25日(土) 17:30~20:30

 

概要

みなさんは、股関節疾患のリハビリテーションにおいて、レントゲン読影を活用していますか。

多くのセラピストがレントゲンを見て骨折部位を確認しますが、レントゲンからの情報はそれだけではありません。
私が入職後に林典雄先生(運動器機能解剖学研究所)から「一日3時間の勉強」と「正常のレントゲンを2万枚読影する」という課題を与えられ、この課題に取り組むことで、私の臨床の見方は大きく変わりました。毎日のようにレントゲンと向き合い、最初は理解できなかった画像も、1万枚を超えた頃には、その周囲の筋肉や軟部組織までもが想像できるようになってきたのです。特に印象深いのは、骨折の状態からなぜ筋攣縮が生じているのかを予測できるようになったことです。それまでは患者さんの痛みの本当の原因がわからず、治療に手探り状態でしたが、レントゲン読影のスキルを高めることで、なぜ筋肉が緊張しているのか、そしてそれをどう治療すべきかが次第に明確になっていきました。

今回のセミナーでは、私が得たこの読影スキルとその応用方法を皆さんにお伝えします。
レントゲンを単なる診断ツールとして利用するのではなく、股関節リハビリに役立つ「運動療法のヒント」として活用する方法を学んでみませんか。なぜ筋攣縮が生じるのか、その背後にあるメカニズムについて、レントゲンを通して理解することで、患者さんへのアプローチがより精密で効果的になるはずです。
この講演を通じて、レントゲンの見方が変わり、臨床現場での治療が一段と進化することを一緒に学んでいきましょう。

 

応募はこちらから

↓ ↓ ↓

https://seminar.ugoitalab.com/event/20250125z/

 

その他の園部企画の講演・セミナー

 

※新型コロナウイルスの影響により、現在会場セミナーは中止しております。
Zoomセミナーは詳細が決まり次第、掲載していきます。

 

関連記事

  1. アフターコロナ、セラピストの職域も拡大する!

  2. 診断名だけで治療をしていませんか?

  3. 生き方!あなたは「自分の生き方」を言語化して人に説明できますか?…

  4. 理学療法士の開業で一番大事なこと

  5. 出版社の社長就任

  6. 医師と療法士が認め合う関係

おすすめ記事

  1. 林典雄先生監修!赤羽根良和執筆! ついに登場!!

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


ピックアップ記事

  1. 今回は脊柱管狭窄症の患者に非常に効果的なエクササイズを紹介したいと思います。脊柱…
  2. 今回は肉離れ後によく生じる硬結?について紹介します。まずはこの映像を御覧ください。&nbsp…
  3. 今回はこの本から抜粋して、お話をさせていただきます。私の施設「コンディション…

Instagram

Instagram は200を返しませんでした。

フォロー

ページ上部へ戻る