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理学療法士園部俊晴のブログ

入谷誠先生へのインタビュー

先週の母の日は皆さん、母親や奥様にどうされました?

 

園部家では毎年母の日は子供二人と私で、お母さんのために料理を作るのですが、今年はセミナーと娘の行事があってできませんでした。(_ _)

 

でも息子と2人で花屋さんに行ってお花を買ってきました(夕方に行ったら、これしか残っていませんでしたが・・・)。

 

食事の後のサプライズで妻もとても喜んでいました。(^_^)

 

 

 

さて、今回は5年前に入谷 誠先生に行ったインタビューの記事を紹介させて頂きます。

 

お伺いした項目は下記の5つです。

Q1 : 臨床でいつも心がけていることはなんですか?

Q2 : 毎日のタイムスケジュールを教えていただけますか?

Q3 : お休みはどのように過ごされていますか?

Q4 : 尊敬する人を医療人と、医療分野以外の人で教えてください。またその理由があればお聞かせください。

Q5 : 医療人として成長に一番必要なものは何でしょうか?

この内容は下記のページにすべて記載されていますので、是非、ご覧下さい。

 

 

http://undouki.com/2013/10/iritaniinterview/

 

 

 

この質問の入谷先生の回答に対して私の感じたことや解釈を少々紹介させて下さい(回答は省略しております。すべて閲覧されたい方は、上記URLのページを参照下さい)。

 

入谷先生の回答は青字で示し私の感じたことは黒字で示します。

 

Q1:臨床でいつも心がけていることは何ですか?

A1:次の4つのことを心がけています。

 

1つ目として、自分の精神状態を常に一定の状態に保つようにしています。

2つ目として、患者様を診るときに先入観を持たず、素直に現象を捉えていくようにしています。

3つ目として、症状が良くなる方向が分かっても、反対に悪くなる方向へも誘導して、「確認」するようにしています。

4つ目として、患者様一人一人に全力投球するようにしています。一期一会の精神で患者様に対応し、一回一回が勝負だと思いながら臨床と向き合うようにしています。

 

この回答の2つ目と3つ目は、若い療法士にとってとても大事なことです。多くの理学療法士がセミナーや文献を読んで、「偉い人がこう言っている」とそれだけを信じて、臨床を繰り返します。

 

こうした意見や考えを理解し、実施することは大事です。

 

しかしもっと大切な事は、思い込みを捨てて、素直な気持ちで臨床と向き合うことだと思います。

 

「この疾患であれば、こうすればよくなる」また、「この部位に痛みがあればこう対応する」と決め込んでいる自分を脱するのには時間がかかることを我々は知らないといけないと思います。

 

それと4つ目の「毎日、一期一会の精神で患者と一回一回が勝負」という気持ちは、私も常にそういった気持ちで臨みたいものです。

 

改めて読んでみて本当に反省する点が多いと感じます。

 

Q2:毎日のタイムスケジュールを教えていただけますか?

A2:起床は3時30分、9時から臨床に入り、19時に診療を終えます。週に1~2日は無理やり予約を入れてくる人がいるので、その日の終了は21時くらいになります。

その後家に帰り、食事をして少しのんびりして、21時半~22時ごろには就寝しています。

 

天才 入谷誠先生もひたすら努力と鍛錬を積み重ねていたことを、1番近くにいた私はよく知っています。

 

Q3:お休みはどのように過ごされていますか?

A3:休みは月に1-2回。休みは、平日と同じように起床し、職場へ6時ごろには着いています。セミナーや研修会の配布資料やプレゼンの準備、依頼原稿などを仕上げています。時間があるときには、日ごろ臨床での気づきについて記載してあるので、それをチェックして、考慮しなければならないことを考えるようにしています。また自分の身体を使って足底板の処方や訓練方法、テーピング、鍼、マッサージ等の治療に関するものや、人間の動く仕組みに関するものについて、試したいことを行ったりします。この時間が大変心地よい時間帯になっています。

 

入谷先生は常に「理学療法」ということに大半の時間を使っていたことが分かります。賛否両論あると思います。

 

ただ・・・これが良いとか悪いとかの議論ではなく、プロフェッショナルを極める人は、このように人生の大半を1つのことに捧げている人が多いということは事実だと思います。

 

 

Q4:尊敬する人を医療人と、医療分野以外の人で教えてください。またその理由があればお聞かせください。

A4:尊敬する医療人は柔整・はり師・マッサージ師として開業していた亡き父、そして柔整師として現在開業している兄です。医療人以外では現在は日本航空を立て直した「稲盛和夫氏」です。

稲盛和夫の書籍で、是非読んで欲しい本があります。

それは「生き方」という本で世界的にも大変ヒットした本です。

人が生きる上で、とても大切なことが書いてあります。

ぜひ読んでみてください。

 

Q5:医療人として成長に一番必要なものは何でしょうか?

A5:素直な気持ちで、「患者様を少しでも苦痛から解放させてあげたい」と思うことだと思います。それはいつも身体のことを考えているということで、誰よりも努力するということであると考えています。

「患者のため、患者のため・・・」と口先でこの言葉を口にする人はたくさんいます。

でも・・・

そのために本当の努力をしている人、一回一回患者と勝負している意識を持っている人は、めったにいません

 

自分や自分の家族だったら「こんな理学療法士に見てもらいたい」・・・、自分はそういった理学療法士です、と胸を張って言える仕事をしたいものです

 

 

 

追伸

日立ハイテク クーガーズのヌンイラ玲美選手がコンディション・ラボに来ていただきました。明るくて、めっちゃ素敵な女の子です(^_^) お姉さんは柔道をしていて、世界柔道でなんと銀メダルを取ったそうです。チームのエースとして活躍してくれるととても嬉しいです。

 

 

追伸2

今年もやります!財前・園部のコラボセミナー(^_^)

 

今年も財前先生と面白いコラボセミナーやりますよ。

下記を是非ご覧ください。

【運動連鎖を臨床に活かす(財前知典先生・園部俊晴コラボセミナー)】

日時:2018年6月3日(日)東京
【園部からの推薦文】
上肢と体幹の運動連鎖」について、財前 知典先生にお話しいただき、「下肢と体幹の運動連鎖」について、園部俊晴が話します!
リハビリ医療に携わっているセラピストは誰もが体幹の機能異常が動作の遂行に大きな影響を及ぼすことを認識しています。しかし、体幹の機能異常がどのように動作にリンクしているのか、また上肢・下肢の運動連鎖とどのように関連し合っているのかを理解しているセラピストはほとんどいません。今回、「体幹の見方と誘導方法」「上肢・下肢の運動連鎖との関連」について説明します。
まずはこの映像を見て下さい。(園部解説!)
https://youtu.be/bLD6omXvGZw
応募はこちらから
https://undouki0603.peatix.com/

【吉尾雅春先生】脳卒中患者の肩関節痛を解剖学・神経学的視点から考察する
~原因の特定とクリニカルリーズニングの重要性~

講 師:吉尾雅春先生

開催日:2025年3月23日 (日) 10:00 – 13:00

 

概要

【セミナー概要】

脳卒中患者の肩の痛みは他の疾患とは異なる特徴的な病態を持つ。しかし、その痛みがなぜ起きるのかという議論はあまり積極的にはなされておらず、多くは曖昧な状況にある。疾病特有の運動麻痺に伴うもの、肩関節の構造によるもの、活動性の変化に影響を受ける時期的なもの、いわゆる肩に影響を与える全身的影響によるもの、生活歴に関連するものなど、視野を広げて捉える必要がある。そこで、以下のことについて触れながら考えてみたい。

・関節包を保護する“関節筋”とPT・OTの常識
・肩手症候群と浮腫
・肩関節包の構造の変化
・肩関節亜脱臼
・腱板断裂
・大脳小脳神経回路と肩
・脳障害に伴う姿勢定位障害
・その他

 

応募はこちらから

↓ ↓ ↓

https://seminar.ugoitalab.com/event/20250323z/

 

【赤羽根良和先生】股関節拘縮と後面部痛の新たな理解と運動療法 ~神経と筋機能を基盤にした評価と治療~

講 師:赤羽根良和先生

開催日:2025年3月29日 (土) 17:30 – 20:30

 

概要

【セミナー概要】

股関節拘縮や後面部痛、下肢痛は、臨床現場で多くの患者が訴える症状です。特に、殿部痛はその原因が多岐にわたり、腰や骨盤の位置異常や関節軸のブレによって周辺組織(fascia)の滑走障害を引き起こすことが知られています。この複雑な問題に対処するには、神経、筋肉、関節の連携を深く理解し、的確な評価と治療アプローチを構築することが重要です。

本セミナーでは、以下の観点から後面部痛の評価と運動療法を学びます:

殿部痛の引き金となる筋肉を特定し、外旋筋群の機能や股関節の角度が痛みに与える影響を明らかにします。
神経支配の影響を重視し、上殿神経・下殿神経・陰部神経・後大腿皮神経、さらには坐骨神経の走行に基づく痛みのメカニズムを解説します。
●**Deep Gluteal Syndrome(深部殿筋症候群)**の特徴を理解し、内閉鎖筋の肥厚が坐骨神経障害に与える影響とその治療法を詳しく学びます。

また、股関節鏡視下術後の症例において、痛みの再発予防や可動域の改善に必要な触診技術と滑走操作の具体的な手法を解説。
患者の症状改善に直結する運動療法を紹介します。

【セミナーで学べる内容】

1.股関節拘縮の見方と後面部痛の評価方法
・殿部痛を引き起こす要因となる筋肉の特定方法を学びます。
・骨盤の位置異常や関節軸のブレが滑走障害に与える影響を理解します。

2.股関節と神経支配の関連性
・上殿神経・下殿神経・陰部神経・後大腿皮神経、坐骨神経の走行と障害の特徴を解説します。
・神経の影響を考慮した痛みの評価と治療アプローチを学びます。

3.Deep Gluteal Syndromeの特徴とその治療法
・深部殿筋症候群の原因とその診断・治療のポイントを理解します。
・内閉鎖筋の肥厚が坐骨神経障害に与える影響を評価する方法を習得します。

4.股関節鏡視下術後の治療戦略
・術後の痛みや可動域の改善に向けた触診技術と滑走操作の手法を具体的に解説します。
・股関節内組織の回復を促進する運動療法を学びます。

5.実践的な評価と治療の技術習得
・軟部組織の動きを正確に捉えた評価技術と、それに基づく関節操作・滑走操作を紹介します。
・臨床現場で即実践できる治療アプローチを習得します。

【このセミナーはこんな方におすすめです】

●股関節拘縮や後面部痛の原因をより深く理解し、効果的な治療法を学びたい方
●神経と筋肉の関係を踏まえた痛みの評価・治療を向上させたい方
●股関節鏡視下術後の治療計画に困っている方

 

応募はこちらから

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https://seminar.ugoitalab.com/event/20250329z/

 

【江玉睦明先生・河端将司先生】教えて江玉先生、河端先生!!腋窩部を徹底解剖

講 師:江玉睦明先生・河端将司先生

開催日:2025年4月4日 (金) 20:00 – 22:00

 

概要

【セミナー概要】

◆河端将司先生 20:00~20:45

【講演概要】
腋窩部の解剖を深く理解することは、肩関節疾患の評価・治療に不可欠です。
本セミナーでは、解剖学のスペシャリスト・江玉先生が腋窩部の構造を徹底解説されます。
河端から臨床実践的な評価と治療についてご紹介します。解剖と実践の両面から,明日からの臨床につながるセミナーになると思いますので,ぜひご参加ください!

◆江玉睦明先生 20:50~21:30

【講演概要】
超音波画像装置の普及によりこれまで理解が難しい領域であった腋窩部の形態や動態が明らかになってきています。しかし、肩関節の動きのより変化する腋窩部の形態や動態をエコー画像のみで理解することは非常に困難です。本セミナーでは詳細な解剖学的所見を用いて、腋窩部の形態と動態を丸覗きします!

【セミナー内容】
腋窩部を構成する組織の形態と動態を詳細な解剖学的所見を用いて詳細に解説します。

【到達目標】
・腋窩部を構成する組織の形態と動態が理解でき、理学療法評価に役立てることができる。

 

応募はこちらから

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https://seminar.ugoitalab.com/event/20250404z/

 

【村木孝行先生】肩関節疾患に対する筋力トレーニング~腱板筋を適切な収縮へ導く~確かな評価から適切な治療を考える~

講 師:村木孝行先生

開催日:2025年4月6日 (日) 9:00 – 12:00

 

概要

【セミナー概要】

肩の損傷や痛みを防いだり、パフォーマンスを高めるために肩の安定性は欠かせない。その安定性を得るためには腱板筋群の適切な筋収縮が必要である。一般的に、腱板筋群の機能を高めるためにチューブ等を用いたトレーニングが行われているが、正しく行われないとかえってマイナスの効果をもたらすこともある。

また、腱板筋群は肩甲胸郭機能および肩以外の部位にも影響される。それらの評価やトレーニングも含め、どのように様々な条件下で腱板筋群の適切な収縮を引き出していくか、戦略を組み立てていく必要がある。

そのための基礎知識や戦略を立てるための評価、戦略を成功させるためのトレーニングについて述べる。

 

応募はこちらから

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https://seminar.ugoitalab.com/event/20250406z/

 

【江玉睦明先生・宮田徹先生】教えて江玉先生、宮田先生!!膝関節後内側部を徹底解剖

講 師:江玉睦明先生・宮田徹先生

開催日:2025年4月11日 (金) 20:00 – 22:00

 

概要

【セミナー概要】

◆宮田徹先生 20:00~20:45

私のパートでは、膝関節後内側部の組織のうちで重要視している腓腹筋内側頭を中心に、臨床的な観点から講演を行います。腓腹筋内側頭とその周囲を走行する筋・神経・血管など他の軟部組織との関係をエコー解剖を交えて解説します。この腓腹筋内側頭は伸展だけでなく屈曲運動にも大きく影響を与えると考えています。
今回の講演では腓腹筋へ徒手療法や運動療法はもちろん、普段我々が行っている末梢神経を軸にしたリハビリテーションも紹介できればと思います。

【到達目標】
・膝関節後内側部の軟部組織の位置を理解する。
・腓腹筋や膝周囲軟部組織への徒手療法や運動療法を理解する。

◆江玉睦明先生 20:50~21:30

【講演概要】
本講演では、運動器疾患の評価と治療において頻繁に直面する機能障害の一つである膝関節の可動域制限について、特に「膝後内側部」に焦点を当てて解説します。

膝関節は螺旋関節に分類され、大腿骨顆と脛骨関節窩の形状の違いにより、屈曲・伸展時の骨運動が内側関節面と外側関節面で異なります。内側関節面では転がり運動と滑り運動が発生するため、関節周囲組織には短縮方向(縮じまり)の柔軟性が求められます。一方、外側関節面では転がり運動が大きくなるため、伸張方向の柔軟性、すなわち伸張性や滑走性が必要となります。

したがって、内側関節面周囲では挟み込みや短縮痛による可動域制限が生じやすく、外側関節面周囲では伸張性や滑走性の低下、あるいは伸張時痛による可動域制限が発生する可能性が考えられます。このように、膝関節では内側と外側で可動域制限の要因が異なることが明らかです。

本講演では、これらの特徴を踏まえ、「膝後内側部」の機能解剖を深く掘り下げていきます。

【セミナー内容】
膝関節後内側部の構造と膝関節運動時の動態を詳細な解剖学的所見を用いて解説します。

【到達目標】
・膝関節後内側部の構造と膝関節運動時の動態が理解できる。
・膝関節可動域制限を改善できる。

◆コラボアンサー 21:30~22:00

 

応募はこちらから

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https://seminar.ugoitalab.com/event/20250411z/

 

【工藤慎太郎先生】1単位で診る!外来痛みシリーズ 運動器疾患の痛みの「なぜ?」がわかる~股関節 座学編〜

講 師:工藤慎太郎先生

開催日:2025年4月20日 (日) 9:00 – 12:00

 

概要

【セミナー概要】

変形性股関節症や関節唇損傷という診断で股関節の前面、後面、外側など痛みが出ている症例の保存療法に難渋することも多いであろう。変形性股関節症=トレンデレンブルグ歩行、デュジャンヌ歩行が問題と考えて、外転筋力の強化を行う。これは必要なことかもしれない。
しかし、ここにはなぜ?股関節の痛みが出ているかという病態が欠落している。我々は股関節周囲の疎性結合組織に注目した運動療法を提案している。

本講演では股関節周囲の最新の解剖学と超音波画像、さらにそれらに基づいた運動療法を紹介します。

 

応募はこちらから

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https://seminar.ugoitalab.com/event/20250420z/

 

【成田崇矢先生・園部俊晴先生】高齢者に多い腰痛と痺れ~体幹機能と姿勢・動作から紐解く治療の鍵~

講 師:成田崇矢先生・園部俊晴先生

開催日:2025年4月27日 (日) 9:00 – 12:30

 

概要

【セミナー概要】

◆成田崇矢先生 9:00~10:30


高齢者に多い腰痛と痺れに対する私の考え 〜動作・姿勢から考える腰痛と痺れの原因と改善方法〜

高齢者に多い腰痛と痺れに対する私が考えるコンセプトを解説させて頂きます。                                                  ①痺れのメカニズムの解説(特に脊柱管狭窄症)→②評価の実際→③アプローチの実際を解説します。

宜しくお願い致します。

◆園部俊晴先生 10:30~12:00


高齢者の下肢のシビレや疼痛を伴う症例の評価と治療

◆講義概要

腰部疾患によって、下肢のシビレや痛みを有することは非常に多いです。
こうした慢性的な痛みやしびれに悩む患者さんを診て、あなたは 「何とかしてあげたい」 「でも、何をしたらよいか分からない…」 そう感じていませんか?
脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどの多くの腰部疾患は、問診、画像、整形外科テストを元に診断され、セラピストに処方されます。
しかし、下肢のシビレや痛みは、実はこの過程の診断だけは症状の真の原因は見つけられない事も多いと思います。なぜなら、実際の臨床では、腰部とは無関係に、下肢のシビレや痛みが出ていることが少なくないからです。
このことが分かってくると、腰部疾患によって下肢のシビレや痛みがあると思われていた患者が、実は腰には介入せずに、シビレの症状を改善することがある事実も分かってきます。
当然、腰部疾患(脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなど)が原因で生じる下肢のシビレや痛みもありますが、それに加え、“末梢神経”、“筋膜”これらの2つが下肢のシビレや痛みの“真の原因”だったということは、臨床では非常に多く経験します。
そこで今回は、 これらの組織が原因で生じるシビレや痛みのメカニズムを説明し、その上で私が行っている治療テクニックを皆さんに紹介したいと思います。明日の臨床から役立つものがたくさん得られることを約束します。

◆プログラム

1.下肢のシビレや痛みのメカニズム
2.病態を理解する
3.私たちの狙いは、何か
4.介入のためのテクニック

【到達目標】

・脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどの診断名で処方された場合、下肢の症状がどこから出ているのかを症例ごとに理解する。
・“狙い”を決めたら、そこにアプローチして本当にシビレや疼痛が改善できることを実感する。

◆受講者へのメッセージ

このセミナーを受講していただくと、多くの下肢のシビレや痛み原因と改善方法を理解できるようになると思います
  従来の治療法に限界を感じている方
  新しい技術を学びたいと考えている方
  患者さんの痛みやしびれを根本から改善したい方
に最適なセミーになると思います。シビレや痛みが改善できれば、患者に喜んでいただけることはもちろん、自分のやる気が湧き上がってくることがわかると思います。

◆コラボアンサー 12:00~12:30

 

応募はこちらから

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https://seminar.ugoitalab.com/event/20250427z/

 

【浅野昭裕先生】臨床における運動器の画像読影×組織の触診
〜疾患別に考える画像所見と触診から分かること〜 上肢編

講 師:浅野昭裕先生

開催日:2025年5月11日 (日) 9:00 – 12:00

 

概要

【セミナー概要】

【講義概要】
外傷や術後のリハビリテーションを適切に行うためには単純X線画像の読影力が求められます。
このセミナーでは運動療法に直結する読影法を提示し、読影結果に基づく評価・治療法を提示したうえで、それらに必要となる触診技術を伝えます。触診法は「自触」、すなわち自分の身体を自分で触れる方法であり、一人でどこでも、いつでもできる方法です。

画像(材料)➡読影(問題構造の抽出)➡評価・治療方法(臨床技術)➡触診技術(基礎の確認)
という極めて臨床的な連続性を、上肢3症例を通して学びます。

【セミナー内容】
1. 単純X線画像の読影の基礎
2. 上腕骨近位部骨折術後・上腕骨顆上骨折術後・橈骨遠位端骨折術後の症例に対して以下を行う。
① 画像の読影(得られる情報・治療のターゲット)
② 評価・治療の実際
③ この疾患の評価治療に必要な触診
④ 自触サーフィン(隣接した部分を連続的に触れる触診の方法)

【到達目標】
呈示した単純X線画像から軟部組織の損傷を推測する。
提示した疾患に必要な触診対象が分かり、それらを自触することができる。

【参考資料】
浅野昭裕:運動療法に役立つ単純X線画像の読み方(メジカルビュー社)
浅野昭裕:触診ドリル(上肢・頚部編)(運動と医学の出版社)

 

応募はこちらから

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https://seminar.ugoitalab.com/event/20250511z/

 

【浅野昭裕先生】臨床における運動器の画像読影×組織の触診
〜疾患別に考える画像所見と触診から分かること〜 下肢編

講 師:浅野昭裕先生

開催日:2025年5月18日 (日) 9:00 – 12:00

 

概要

【セミナー概要】

【講義概要】
外傷や術後のリハビリテーションを適切に行うためには単純X線画像の読影力が求められます。このセミナーでは運動療法に直結する読影法を提示し、読影結果に基づく評価・治療法を提示したうえで、それらに必要となる触診技術を伝えます。触診法は「自触」、すなわち自分の身体を自分で触れる方法であり、一人でどこでも、いつでもできる方法です。

画像(材料)➡読影(問題構造の抽出)➡評価・治療方法(臨床技術)➡触診技術(基礎の確認)
という極めて臨床的な連続性を、下肢3症例を通して学びます。

【セミナー内容】
1. 単純X線画像の読影の基礎
2. 大腿骨転子部骨折術後・変形性膝関節症(KL分類stageⅡ)・足関節脱臼骨折術後の症例に対して以下を行う。
① 画像の読影(得られる情報・治療のターゲット)
② 評価・治療の実際
③ この疾患の評価治療に必要な触診
④ 自触サーフィン(隣接した部分を連続的に触れる触診の方法)

【到達目標】
呈示した単純X線画像から軟部組織の損傷を推測する。
提示した疾患に必要な触診対象が分かり、それらを自触することができる。

【参考資料】
浅野昭裕:運動療法に役立つ単純X線画像の読み方(メジカルビュー社)
浅野昭裕:触診ドリル(下肢・体幹編)(運動と医学の出版社)

 

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https://seminar.ugoitalab.com/event/20250518z/

 

【工藤慎太郎先生】1単位で診る!外来痛みシリーズ 運動器疾患の痛みの「なぜ?」がわかる~肩関節 座学編~

講 師:工藤慎太郎先生

開催日:2025年5月25日 (日) 9:00 – 12:00

 

概要

【セミナー概要】

凍結肩を中心に肩関節の運動器疾患でよく診る症候を解剖学的に捉えて、肩関節の診るべきポイントを絞り込めるように解説します。
1単位で患者を診るのではなく、”変える”ために必要なことは、どこを治すかとともに、患者の状態を正確に把握することだと思います。目の前の症例がどうなっているのか?なぜ?その症状が出ているのかを捉えられる知識を整理します。

肩関節の痛みの部位からアプローチとして狙う部位を想起できるようになる。
狙う部位の構造を正確にイメージできるようになる。
1単位で何ができ、何をすべきかを理解できるようになる。

 

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https://seminar.ugoitalab.com/event/20250525z/

 

【【松田現先生】PNFは臨床でこう活かす!松田現の考える歩行再建に欠かせない5個のポイント

講 師:松田現先生

開催日:2025年5月31日 (土) 18:00 – 21:00

 

概要

【セミナー概要】

今回は特に脳卒中片麻痺における歩行再建についてPNFを臨床でどのように用いるのかを紹介したいと思います。 脳卒中片麻痺において歩行を再獲得したいと考える患者様は数多くいます。しかし、年齢や障害度、それまでの生活形態や環境など様々な観点からその方にとってベストな選択をしなくてはならず、これをすれば全ての脳卒中患者様に対してOKという施術内容はありません。

①歩行の基礎知識は頭に入れておくが、「正常歩行」にはとらわれないようにする
②現状の把握と予後の予測、本人の希望と受傷前の運動機能レベルなどを鑑み、期日設定を行いつつ短期目標を設定する
③自分たちの仕事は「片麻痺歩行」を完成させることではなく、「人間本来の歩行」を再獲得させるためにあることを肝に銘じ、ルーチンワークのように装具処方を行わない
④実際の施術の際は与えたタスクの難易度がその方にとって最適化を見極め、最大限の機能を引き出す(Shaping)
⑤再び歩きたいという対象者の気持ちを我が事として捉え、セラピストから諦めることのないようにする

このようなポイントを押さえつつ、当日はPNFのパターン、マット動作、歩行治療を駆使して歩行再建に向けた実技を数多く紹介します。

<到達目標>
・歩行の基礎知識と歩行分析のポイントを理解する
・歩行再建に向けた心構えを理解する
・PNFを用いた実技を見て、実際の臨床で用いてみる

<参考資料>
臨床に役立つPNF(運動と医学の出版社)
PNFチャンネル⇒http://www.youtube.com/@pnf_channel

 

応募はこちらから

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https://seminar.ugoitalab.com/event/20250531z/

 

 

その他の園部企画の講演・セミナー

 

※新型コロナウイルスの影響により、現在会場セミナーは中止しております。
Zoomセミナーは詳細が決まり次第、掲載していきます。

 

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