効果的に触診技術を身につける!起始停止だけでは足らない理由

今回は、効果的に触診技術を身につけるための方法についてお話しします。
臨床に活かせる触診技術は皆さんの成長に役立ちますので、是非参考にしてください。
さて、皆さんは「前脛骨筋を触診することができますか?」
この質問に対して、おそらく大半のセラピストが「はい、できます!」と答えるのではないでしょうか。
しかし、多くのセラピストは臨床で役立つ前脛骨筋の触診ができていません。
これはどういうことでしょうか。

前脛骨筋の筋腹は皆さん触れると思います。
では…
長趾伸筋と区分けする境目を触れますか?
長母趾伸筋との境目を触れますか?
どこから、腱に移行するか感じられますか?
停止部を触れますか?
こう聞かれると大半のセラピストは自信がないはずです。
つまり、臨床では前脛骨筋の筋腹が触れるというだけでは、本当の意味では通用しません。

特定の筋にアプローチしようと思ったら、これまで学校で習ってきたような筋の起始と停止が分かればよいわけではありません。
その周囲にはどんな組織があるのか。
それらの組織はどのような順番で重なり合っているのか。
その筋肉を動かすには、どう触れてどう動かすとよいのか。
(筋と筋の境目が触れなければ、 ダイレクトに動かすことはできません)
もっと言うと、どんな疾患と関与しているのか。
こうしたことがわかって初めて触診技術を有していると言えるのです。
だから触診技術を極めるには、キリがないほどの技術が必要になるのです。
もちろん私もまだまだ足りないと思っています。
このように臨床に必要な触診技術が分かって、 有頂天になるなんてとんでもないことだと思いませんか?
我々の臨床はどこまでいっても、終わりがないほど学ばなければならないということが触診技術からも見えてきます。
こうしたことをいつも念頭に置きながら前進することで、終わりのない成長を自分の人生で遂げることができると私は考えています。
皆さんには 「知識」だけでなく、このように「考え方」も知ってほしいと思っています。
さらに「エビデンス」だけでなく、 臨床での「思考プロセス」も知ってもらいたいと思っています。
Youtubeで「効果的に触診技術を身につける!起始停止だけでは足らない理由」について解説していますので是非ご覧ください。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
推薦セミナー
【坂田淳先生】実践×エビデンスに基づいた下肢のスポーツ外傷・障害の評価と運動療法〜トヨタアスリートサポートセンターでの取り組み〜(LIVEセミナー/ZOOM)
◆講 師:坂田淳先生
◆開催日:2026年1月18日(日) 9:00~12:00
概要
下肢のスポーツ外傷・障害の発生には必ず原因があります。
股関節・膝関節・足関節各々の詳細な関節運動を把握した上で、隣接関節機能を改善させることで、トータルとしての荷重動作が安定し、統合的に評価・治療することができます。本セミナーでは、トヨタアスリートサポートセンターで実践されている知識と技術を学べる機会を提供します。
具体的には
①下肢スポーツ外傷・障害の要因を、解剖・バイオメカニクスに基づいた根拠をもとに、解説します。
② 実践的エビデンスを基に、トヨタアスリートサポートセンターで体系化されている評価手順を伝達します。
③ これまでの研究・臨床経験から導き出された治療体系を紹介します。
応募はこちらから
↓ ↓ ↓
https://pro.ugoitalab.com/products/20260118z/
【岡本光司先生】腰殿部痛に潜む坐骨神経障害の病態と治療アプローチ〜神経根障害と末梢性の見極めから実践的介入まで〜」(LIVEセミナー/ZOOM)
◆講 師:岡本光司先生
◆開催日:2026年1月25日(日) 10:00~12:00
概要
「いわゆる坐骨神経痛」といえば、梨状筋よりも末梢の病態—そう考える人が多いのではないで
しょうか。しかし、梨状筋より末梢の組織に対して理学療法を行ってみても、一時的に改善を認
めるも症状が再発する症例を多く経験します。それでは「なぜ、痛みが元に戻るのか?」
「何か大切なことを見逃しているのではないか?」この原因を探るため、筋力評価を軸とした
理学的所見をとってみると、L5、S1神経根障害を示唆する所見をしばしば認めました。
今回、実践しているL5、S1神経根障害の捉え方やその他の疾患の鑑別方法や神経根障害の改善が見られたその先の評価および治療戦略をすべてご紹介します。
【この講演でマスターして欲しいポイントは・・・】
3月に実技を行うので今回はその理論と基礎となります。
ズバリ、「理学的所見の本質を理解する」です。理学的所見は病態を教えてくれます。
「いわゆる坐骨神経痛」の病態を炙り出すと、やるべき理学療法がおのずと選択されるのです。
あなたの理学療法の内容が180°激変します
【受講することで得られること】
坐骨神経障害の真の病態と治療戦略を理解することができる
・臨床現場で迷わない鑑別思考の習慣化
・見落とされやすい「隠れ病態」の発見方法
・評価から介入まで一貫した流れを構築できる
・従来の治療で改善しなかった症例への新しい切り口となる
応募はこちらから
↓ ↓ ↓
https://pro.ugoitalab.com/products/20260125z/
【赤羽根良和先生】治療を変える“視点”が見つかる!臨床に多い腰痛の見方と運動療法(LIVEセミナー/ZOOM)
◆講 師:赤羽根良和先生
◆開催日:2026年1月31日(土) 17:30~20:30
概要
臨床に多い腰痛
― 現場で出会う“ありふれた腰痛”を、構造と機能から本質的に読み解く ―
「よくある腰痛」だからこそ、難しい。
臨床で最も多く出会う症状 ― 腰痛。
それは“誰でも扱うテーマ”でありながら、
なぜ痛みが取れないのか、再発するのか、改善が続かないのか
多くのセラピストが悩み続ける分野でもあります。
赤羽根先生は、そんな「臨床に多い腰痛」を
筋・関節・神経・呼吸・姿勢制御の全ての視点から再構築。
「結局、何をどう診て、どこを治すのか?」を
実践的・構造的に整理してくれる180分です。
💡 このセミナーで学べること
✅ 1. “臨床に多い腰痛”をタイプ別に整理する
- 椎間関節性/椎間板性/筋・筋膜性など、よく出会う腰痛の臨床像を比較
- 疼痛の発生源をどう推定するか、臨床で使える判断基準を提示
- 「画像ではわからない腰痛」の特徴を理解する
✅ 2. 多裂筋・胸腰筋膜・横隔膜の働きを読み解く
- 多裂筋が“働いていない”腰痛の見抜き方
- 胸腰筋膜・体幹深層筋・横隔膜の連携が崩れるメカニズム
- 呼吸・安定性・姿勢制御を組み合わせた運動療法戦略
✅ 3. 動作と安定性から考える腰痛のアプローチ
- 屈曲・伸展・回旋など、動作別に異なる疼痛発生パターン
- 椎間関節や筋膜の障害を見極め、介入まで
- 股関節・体幹・骨盤の連動を整える運動療法
✅ 4. “動き”で診て、“動き”で治す臨床へ
- 「静的姿勢」ではなく“動作中の腰椎挙動”を読み取る視点
- 運動制御の破綻を整える動作修正のエクササイズ
- 明日から使える、赤羽根先生の“評価→治療”思考プロセスを公開
🎯 こんな方におすすめ
- 「腰痛は診ているけど、評価が曖昧になりがち」な方
- どの組織が痛みの原因なのか、自信を持って説明できない方
- 多裂筋・体幹・呼吸を活かした機能的治療を学びたい方
- 日常的に腰痛患者を担当している全てのセラピストへ
応募はこちらから
↓ ↓ ↓
https://pro.ugoitalab.com/products/20260131z/
その他の園部企画の講演・セミナー
※新型コロナウイルスの影響により、現在会場セミナーは中止しております。
Zoomセミナーは詳細が決まり次第、掲載していきます。
おすすめ記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。












この記事へのコメントはありません。