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理学療法士園部俊晴のブログ

半月板の手術

 

以前勤めていた関東労災病院では、おそらく本邦で最も半月板の手術をしていました。

さらに言うと他院から半月板の手術をしたけど、長期間痛みが残存する症例も多く来院されていました。

 

こうした経緯から私自身、相当数の半月板の保存療法と手術療法の両方を診てきました。

そのことから私が実感していることを今回、紹介したいと思います(^^)

 

なお、ここから述べる事は私が感じていることであり、エビデンスのあることではありません。しかし、30年に渡って半月板の保存療法と手術療法を本邦で最も多く診てきた理学療法士の一人の考えを知ることも、皆さんの臨床にとても参考になると思いますよ。

 

 

1.中高年の多くは、症状の有無にかかわらず半月板に何らかの問題がある

 

下の図を見てください。

還暦を過ぎると症状の有無に関わらず30-40%の人は、はじめから半月板に裂傷を有しています。

さらに70代になると、約半数の人がはじめから裂傷を有しています。

 

このことから、MRIで半月板損傷があったとしても、それが痛みを出している場合もあれば、他の組織が痛みを出していることもある、と言えるわけです。

【参考文献】

Martin Englund, M.D., et al.: Incidental Meniscal Findings on Knee MRI in Middle-Aged and Elderly Persons.N Engl J Med. 11; 359(11): 1108–1115, 2008.

 

 

2.外傷がない場合、痛みを発しているのは半月板である可能性はそれほど高くない

今回の記事で1番重要なのはこのことです

つまり、1度の外力で怪我をしたような場合、 検査をしてみて半月板損傷があれば、それが痛みの原因である事は多いと思います。

 

しかし、 問診をして特に外傷歴がないのに膝が痛くなった場合(障害)、半月板が痛みを発している可能性は低いと私は感じています。

 

特に、 中高年の膝の痛みの場合、スポーツをしていない限り、外傷はそれほど多くありませんので、問診で外傷があったかどうかをしっかり聞き取ることが大切だと私は考えています。

 

実際に他院で手術をして、痛みが長期間残存している症例を数多く見てきましたが、こうした症例の多くが「外傷歴なく痛みが出現した例」です(もちろんそうでない例もありますが・・・)。

 

中高年の方は、痛みの有無にかかわらず初めから半月板に裂傷や損傷があることが多いわけですから、本当に半月板が痛みを発しているかどうかをちゃんと見極めることが重要なのです。

 

その見極めの1つに「外傷歴を加味してほしい」というのが私の意見です。

主観的な意見ではありますが、 このことが参考になり、見当違いな治療を防ぐきっかけになればこれほど嬉しい事はありません。

 

 

最後に、「半月板損傷の手術適応について」youtubeにまとめました。

ご覧ください。

 

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

推薦セミナー

LIVEセミナー/ZOOM【鈴木俊明先生】体幹と骨盤の評価と運動療法 2022

講 師:鈴木俊明先生

開催日:2022年8月14日(日) 10:00~13:00

 

【体幹と骨盤の評価と運動療法 2022】
出版させていただいた「体幹・骨盤の評価と運動療法」の内容に関して紹介する。
体幹筋の神経・筋機能を正常化させるためには、動作にともなう体幹筋の正しい働きを知ることが重要である。健常者の体幹筋の作用は、座位、立位において異なっている。特に、座位、立位での側方移動にともなう内腹斜筋の働きは活動する線維が全く異なる。座位では、
移動側の内腹斜筋 斜走線維の筋緊張は移動にともない低下し、移動距離の増加にともない筋緊張の低下は維持されるが、最後に筋緊張が増加する。最後の増加は静止性収縮としての働きである。また、移動側と対側の内腹斜筋 斜走線維は移動に伴い増加する。

立位では、
側方移動にともない移動側の内腹斜筋 下部横行線維の筋緊張は次第に増加する。移動側と対側の内腹斜筋 下部横行線維はほとんど活動しない。

このような違いを理解することで、適切な体幹筋のトレーニングを行うことができるわけである。要するに正しい評価ができるかが重要である。

具体的には以下の2点について講義する。
1.健常者での座位における体幹機能
2.健常者での立位における体幹機能

参考書籍:「体幹と骨盤の評価と運動療法 改訂版」運動と医学の出版社2021.

応募はこちらから
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https://ugoitalab20220814.peatix.com/

 

 

LIVEセミナー/ZOOM【熊井司先生】セラピストへ伝えたい運動器リハビリテーションに必要な臨床解剖学 -足部・足関節編-

講 師:熊井司先生

開催日:2022年8月21日(日) 10:00~13:00

 

【セラピストへ伝えたい運動器リハビリテーションに必要な臨床解剖学 -足部・足関節編-】
日常生活の基本動作となる歩行、走行やジャンプ、着地動作において、足は地面に対する最終の作用点となる。
そのため構造上の強靭性が必要とされるが、一方では足底での受動入力に際して固有知覚の持つ繊細性も必要とされる。
わずか30㎝足らずの足に過大な力学的ストレスが繰り返されることで種々の痛みを伴うoveruse障害が発生する。整形外科医にとって解剖学的修復・再建が重要なことは言うまでもないが、形態の修復だけでなく、修復された構造体が運動器としてうまく機能することが重要となる。治療経過において機能の回復をどのように評価するのか。
一般的に運動器リハビリテーションで用いられる(1)関節可動域、(2)筋出力、(3)筋協調性に加え、さらにパフォーマンスを求める際に必要な機能として(4)バランス機能(固有知覚proprioception)、(5)俊敏性/持久性、(6)fitness、(7)特異的動作など、評価する項目はたくさんある。

講演では機能解剖学的観点から足アーチ、足部内在筋、足底固有知覚など足固有の機能について再考し、その評価法と対処法について述べる。

応募はこちらから
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https://ugoitalab20220821.peatix.com/

 

 

LIVEセミナー/ZOOM【小野志操先生】臨床現場で多い肩関節痛を改善するために必要な解剖の知識と技術〜超音波解剖と触診技術の融合〜

講 師:小野志操先生

開催日:2022年9月4日(日) 10:00~13:00

 

肩関節疾患は運動器リハビリテーションにおいて多く遭遇する疾患でありながら、最も治療が難しい関節疾患といえます。

その理由として、
肩甲上腕関節では、肩甲骨臼蓋関節面に対して大きな上腕骨頭の関節面が接して構成されており、
不安定な関節構造であるということと、その支点を多くの軟部組織により形成しているという点が挙げられます。

更に肩甲上腕関節に関連する筋の多くは肩甲骨より発生しており、
その肩甲骨が肩甲胸郭関節という機能的関節を土台としている構造となっています。
つまり、そもそも肩関節とは不安定な構造の上に更に不安定な関節が連続しているということになります。

それゆえ、人体の中で最大の可動域を有する関節なわけですが、筋に加わる負荷が自ずと大きくなるという特徴を有し、複雑な運動性と動的安定性が求められる構造をしています。
このような肩関節治療をどうすればいいのか?患者さんの多くが疼痛を訴える部位は第2肩関節と呼ばれる機能的関節とその周辺の軟部組織性疼痛です。

まずは、何をすれば、どこが、どのように、痛いのか?
という疼痛発生機序を評価する必要があります。

その上で、この疼痛発生機序を理解するためには解剖学的視点とバイオメカニクス的視点の双方が必要となります。
どちらか一方だけではいけません。
そして疼痛発生のトリガーとなっている軟部組織を同定するための触診技術が必要不可欠となります。
トリガーとなる組織が同定されれば、その組織と周辺組織の機能的・解剖学的構造を正常化させることで多くの場合、症状の改善へ導くことが出来ます。

更に超音波画像診断装置を用いて、そこを可視化することで正常動態と異常な動態をより詳細に鑑別していくことが可能となります。例えば、どの方向から、どのように、組織を誘導することがより効果的なのかを判断することが出来ます。

このような視点で肩関節疾患を診ていくことが本質的であり、効果的な治療へ繋がります。

今回のセミナーでは臨床での思考プロセスをこれら「解剖」「技術」の両面から深堀りしてお伝えできればと考えています。

応募はこちらから
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https://ugoitalab20220904.peatix.com/

 

LIVEセミナー/ZOOM【中村尚人先生】予防の観点から考える運動療法

講 師:中村尚人先生

開催日:2022年9月11日(日) 10:00~13:00

 

予防的運動療法のゴールは「再発予防」です。

症状を軽減するという効果ではなく、再発しないための障害のメカニズムを明確することが特徴です。
そういう意味で、対症療法ではなく、根治療法的な概念が必要となります。

この講座では障害の定義からその発生メカニズム、予防運動的な評価方法、再発させないためのアプローチで広範囲に予防運動を解説します。

セミナー内容:
・予防運動療法とは?
・予防的な障害の定義、正常とは何か?
・評価方法、予防運動のアプローチ概説

到達目標:
・予防の視点を理解する
・具体的な評価方法を把握する
・予防のアプローチについて理解する

参考資料:
予防運動研究会 https://healthfoundation.or.jp/preventive-exercise

応募はこちらから
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https://ugoitalab20220911.peatix.com/

 

 

LIVEセミナー/ZOOM【土屋元明先生】肩と首はもまずにつまんで、ゆらす!滑走不全に対するアプローチとセルフケアの実際

講 師:土屋元明先生

開催日:2022年9月18日(日) 18:00~21:00

 

【肩と首はもまずにつまんで、ゆらす!滑走不全に対するアプローチとセルフケアの実際】

《概要》
辛い肩や首の症状に対するケアを、一般の方向けに執筆した本「肩と首はもまずにつまんで、ゆらしなさい」を基に、
滑走不全に対するアプローチやケアの実際を、症例も踏まえながら解説します。

ちょっとした視点やコツが分かれば、明日から活用でき、さらに「様々な部位での応用も可能」になります。
患者様への助言にお困りの方にも受講していただきたい内容になっております。

是非、ご参加ください!

臨床経験1~10年目くらいのセラピストには、特に沢山のヒントが得られると思います。

《詳細》
1.臨床経験を社会貢献に活かすコツ
2.痛みに対するアプローチの考え方
3.以外に多い肩と首の症状と考え方、「滑走不全」について
4.「滑走不全」に対するアプローチの具体例
5.「滑走不全」に対するセルフケアの具体例
6.実際の症例映像と解説
7.最後に

臨床で多く遭遇する慢性的な肩や首の痛みに対して、
私が普段行っているアプローチの内容を、解剖学、生理学、運動学を用いて分かりやすく解説します。

今回の内容を通して
まずは、現場で実践していただきながら痛みの改善を図り、
そして、自分の方法にブラッシュアップし、アプローチの引き出しを増やしてほしいと思います。

ワクワクする仕事を一緒にしていきましょう!

《本セミナーのゴール》
明日からの臨床で実践して、痛みの改善を図る。アプローチの引き出しを増やす。

応募はこちらから
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https://ugoitalab20220918.peatix.com/

 

 

 

その他の園部企画の講演・セミナー

※新型コロナウイルスの影響により、現在会場セミナーは中止しております。
Zoomセミナーは詳細が決まり次第、掲載していきます。

 

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