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理学療法士園部俊晴のブログ

臨床における姿勢の重要性

いま沖縄に来ています。
沖縄は梅雨も明け、晴れわたっています。
そして、かなり暑いです・・・。
この二日間、症例検討と入谷式の公式セミナーの講師を行い、ちょっとバテ気味です。
でも沖縄の人達の人情味あふれる人柄を感じたことが今回の沖縄の大きなお土産になりました。
今日の15:00に羽田に着くのですが、17:00から患者さんが待っています。
やはり自分の中心は臨床にあります。
今日からまたひたむきに臨床に向き合っていきます。

さて、今回は「臨床における姿勢の重要性」についてです。
このことは、とても重要です・・・。

私の臨床では、高齢者、プロスポーツ選手、整形疾患、麻痺性疾患など、患者の立場や疾患を問わず、姿勢に時間かけて指導しています。

体幹の機能は・・・、療法士なら誰もが重要だと考えています。
しかし病態や機能障害と体幹がどのように関わっているかをよく知っている人は、決して多くありません。
体幹の機能を考える上で、特に姿勢は、極めて極めて重要であるということが言えます。
というより・・・
臨床を考える上で・・・、姿勢の影響を、我々は必ず知っておく必要があります。

その重要性を列挙すると・・・
全ての運動の開始肢位となる
全ての運動のデフォルトとなる
バランス活動との関連性が高い
痛みと関連している
筋緊張と関連している
転倒と強く関連している
高齢化に伴う変化と関連している
美しさと関連している
心と関連している

などなど・・・、あまりに多くのことに影響を及ぼします。

つまり・・・
臨床を考える上で・・・
姿勢は、あまりに重要なのです
これらを一つずつ下記の映像で簡単に説明してみましょう。
→ https://youtu.be/ON4uk3CYWd4

どうですか・・・
姿勢の重要性が理解できたと思います。
私たちは常にこの重要性を理解し臨床に取り組まないといけません。
そして姿勢を整える技術は、臨床家として極めて重要な技術であり、それができるは、相当なだということを知っておいてください。

追伸①
9月9日(土)に「姿勢の臨床的意義」
についてお伝えする講演を企画しました。
今回は・・・
力学の視点から園部がお伝えし、
ヨガ・ピラティスの視点から中村尚人先生に説明して頂きます。
中村先生は「真理〜進化学・比較解剖学」を踏まえて話して頂きますが・・・めちゃめちゃ面白いですよ(^_^)

絶対に「来て良かった!」と感じると思いますよ。

興味のある方は、是非、是非ご参加ください。
→ http://undouki.com/2017/06/20170909ns/

追伸②
下記はSC相模原の普光院選手です。本人に許可を貰ったので、掲載させて頂きました。
こうした選手にも、姿勢の指導は良く行います。。。。。(^_^)

LIVEセミナー/ZOOM【中宿伸哉先生】足部障害における理学療法の実際

講 師:中宿伸哉先生

開催日:2024年10月12日(土) 18:00~19:30

 

概要

足部障害を考える上で切り離せないのが、アーチの構造です。内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチの3軸で構成されるアーチは、歩行時の推進力に影響するだけでなく、床面からの衝撃を適度に吸収することで、下肢の関節への応力集中を防止します。

アーチの構成は、各足根骨によって形成されます。そのため、各々の骨がどのように動くのかを理解することが必要です。筋や靭帯の緊張によって能動的に動く骨もあれば、隣接の骨から受動的に動く骨もあります。隣接した骨がお互いにバランスよく連動して動くことが求められますが、これらが破綻した時に、どの部分が補うのかで障害の程度が異なります。筋機能によって補うのであれば、筋由来の疼痛が出現する可能性があり、靭帯や関節にストレスが加われば、これらが疼痛の原因になりえます。

足部障害には、足底挿板によるアライメント補正が有効です。一方で、膝関節や股関節のマルアライメントにより、足部への重心移動が変化することによってもアーチ構造に影響します。どちらが効果として有効であるかは、それぞれが相互作用として影響するため、一概に述べることはできません。現に、足底挿板によって膝、股関節のアライメントも補正され、これら周囲の筋力が改善することも珍しくありません。股関節や膝関節の筋力低下が足部障害に影響しているからといって、各々に単発的なトレーニングを安易に行うべきではないと考えます。臨床的には、よいアライメントの中で、いかに筋の発揮能力を高める複合的なトレーニングを行えるかが重要です。理学療法士の役割は、それに影響するであろう足部の疼痛や拘縮改善を適切に行うことです。

本講義では、足部機能の理解と、徒手的治療、足底挿板療法を中心に提示致します。

【セミナー内容】
・足部の機能解剖
・足部アーチの構造と機能
・足部障害の基本的評価
・各足部疾患の病態と治療

 

応募はこちらから

↓ ↓ ↓

https://seminar.ugoitalab.com/event/20241012z/

 

LIVEセミナー/ZOOM【岡本光司先生】もう悩まない!坐骨神経由来の複雑な痛みを紐解く〜大腰筋の深層を科学する〜

講 師:岡本光司先生

開催日:2024年10月26日(土) 18:00~19:30

 

概要

「いわゆる坐骨神経痛」といえば、梨状筋よりも末梢の病態—そう考える人が多いのではないでしょうか。しかし、梨状筋より末梢の組織に対して理学療法を行ってみても、一時的に改善を認めるも症状が再発する症例を多く経験してきました。

それでは「なぜ、痛みが元に戻るのか?」「何か大切なことを見逃しているのではないか?」この原因を探るため、筋力評価を軸とした理学的所見をとってみると、L5、S1神経根障害を示唆する所見をしばしば認めました。

今回、L5、S1神経根障害の捉え方およびそのアプローチ(大腰筋や多裂筋)をご紹介します。

リハビリ現場での23年間、「いわゆる坐骨神経痛」を診てきた立場で、紆余曲折の末に導き出され辿り着いた、48才シニアPT「オレみたいになるな!失敗から学ぶ【坐骨神経痛の真実】」必見の内容です。

【この講演でマスターして欲しいポイントは・・・】

ズバリ、「理学的所見の本質を理解する」です。理学的所見は病態を教えてくれます。「いわゆる坐骨神経痛」の病態を炙り出すと、やるべき理学療法がおのずと選択されるのです。あなたの理学療法の内容が180°激変します。

 

応募はこちらから

↓ ↓ ↓

https://seminar.ugoitalab.com/event/20241026z/

 

LIVEセミナー/ZOOM【河原忠司先生】臼蓋被覆タイプ別分類を用いた股関節疾患の評価と運動療法~後方部痛を中心に~

講 師:河原忠司先生

開催日:2024年11月9日(土) 19:00~21:00

 

概要

股関節周囲に出現する症状は多岐にわたり、様々な部位に様々な機序で症状が生じます。
臼蓋の形や大腿骨頭の向き、角度は人それぞれ異なります。これら二つの骨の関係性を筋や神経も含めて評価することが、球関節であり、荷重関節でもある股関節を理解する上で重要な視点だと考えます。
そこで今回、私が臨床で股関節疾患に対して行っている、臼蓋被覆タイプ目線で股関節症状の機序を評価し、治療に結びつける方法を実際の症例を交えてお話します。

《セミナー内容》
前半:変形性股関節症、Deep Gluteal Syndrome(梨状筋症候群の内容が中心)に対する臼蓋被覆タイプ別分類を用いた評価・治療
後半:臼蓋被覆タイプを評価する実際の方法(実技)

《到達目標》
①臼蓋被覆タイプ目線で股関節疾患を理解する。
②梨状筋症候群の発生機序を理解する。

《参考資料》
①お手持ちの解剖学書
②熊谷匡晃:股関節拘縮の評価と運動療法.運動と医学の出版社,2019

 

応募はこちらから

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https://seminar.ugoitalab.com/event/20241109z/

 

LIVEセミナー/ZOOM【中村尚人先生】ファンクショナルローラーピラティス概説

講 師:中村尚人先生

開催日:2024年11月17日(日) 9:00~12:00

 

概要

ファンクショナルローラーピラティス(以下、FRP)は、フォームローラーを用いた日本発のピラティスメソッドです。
ピラティスにはマットとイクイップメントの2通りがありますが、フォームローラーはこの2つのいいとこ取りをしています。マットの手軽さとフォームローラーという道具を用いる利点を兼ね備えています。今回は、FRPの利点と臨床ですぐに使える代表的なエクササイズを紹介します。

《到達目標》
FRPの概要を理解する。ピラティスの歴史やその特徴を理解する。

《講義内容》
・ピラティスの歴史
・FRPとは
・フォームローラーを用いる利点
・臨床で即使えるFRP
・FRP養成コースのご紹介

《参考資料》
「ファンクショナルローラーピラティスでできる104のエクササイズ」
「症状別ファンクショナルローラーピラティス〜アセスメントからフォームローラーを用いたエクササイズまで〜」
「コメディカルのためのピラティスアプローチ」(全てNAP)
FRP公式HP:https://frpilates.com

 

応募はこちらから

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https://seminar.ugoitalab.com/event/20241117z/

 

LIVEセミナー/ZOOM【工藤慎太郎先生】「なぜ?」がわかる!!臨床に多い痛みを改善するための触診技術~膝・足関節編~座学

講 師:工藤慎太郎先生

開催日:2024年11月23日(土) 18:30~21:30

 

概要

臨床に多い膝関節の痛みをみるための触診技術
変形性膝関節症では膝関節伸展制限が問題になる。膝関節伸展制限を改善するためには伸展制限を引き起こす構造を触れて、適切な可動範囲で動かす必要がある。特に、半膜様筋、腓腹筋内側頭、脛骨神経、総腓骨神経が重要になる。一方で、なぜそれらの構造が問題になるのだろうか?我々の関節症に対する研究成果を基に、なぜ問題が生じるか、どう触るか?をお話しします。

臨床に多い足関節の痛みを見るための触診技術 
足関節の疼痛が生じる機能障害として、背屈制限がある。背屈制限を診るために必要となるのは、長母趾屈筋の構造に注目して考えている。長母趾屈筋は足関節において最も深層に位置する。どう触れると良いのだろうか?超音波画像に基づいて、触診方法と徒手療法を解説する。また、荷重位での背屈制限を診る際には足部アライメントも重要になる。足部アライメント異常を運動療法で改善させるポイントを解説します。

 

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https://seminar.ugoitalab.com/event/20241123z/

 

その他の園部企画の講演・セミナー

 

※新型コロナウイルスの影響により、現在会場セミナーは中止しております。
Zoomセミナーは詳細が決まり次第、掲載していきます。

 

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