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理学療法士園部俊晴のブログ

選手や患者からの信頼の秘訣

10月に出版したつらいひざ痛が1分でよくなる! が好評でしたので

次の一般書が出版されることになりました

先日、その撮影がありました

まだ内容は言えませんが、今回は医療人にとっても、一般の方にとっても、めちゃめちゃ面白い書籍になりそうです

しかも、社会貢献につながると思います

楽しみにしていてください(^-^)

 

 

 

 

さて・・・今回は私が感銘を受けた世界で活躍する臨床家を紹介します。

先日、ACミランでトレーナーをしていた

遠藤友則先生の講演が行われました

 

この講演は強い感銘を受けたので、今回、是非、紹介させてください

 

遠藤先生の講演で私は

臨床家としての哲学

たくさん学ばせていただきました

 

今回はこの講演の中で私が感じた

世界のトップアスリート達から信頼され

海外で活躍できる秘訣

についてお伝えしたいと思います

 

実はこの内容は、あなた自身の仕事や生き方

非常に役立ちます

遠藤先生は、

ベッカム、インザーギ、シェフチェンコ、

バルディーニ、本田圭佑、ロナウド、

ロナウジーニョ、カカー、ピルロなど…

 

サッカーファンでなくても知っている選手達を

サポートしていた凄腕トレーナーです

 

そういった選手達と東洋人である遠藤先生が

どのように関係を築いてきたのかをお話いただき

その内容がとても興味深く、そして感動的でした

 

 

まず、冒頭で遠藤先生は次のように言いました

皆さんは私に

特別な技術を期待して来た

と思いますが…

私はこれといって

特別なことは行っていません

 

 

でも、

この講演の始めに一番

知っておいて欲しいことは

 

 

私たちの仕事は

ケガや病気を診る仕事ですが

その前に人を診る仕事

ということです」

 

 

実はこの言葉には

遠藤先生が

なぜ世界のトップアスリート達から信頼され

海外で活躍できたのか

その秘訣が隠されています

 

 

有名な人を診る時も

 

何億円も稼ぐ人を診る時も

 

偉い人を診る時も…

 

私たちが診ているのは人です

有名な人

お金持ちの人

偉い人…

 

○○な人

 

これは主体が○○となりがちですが

 

同じ「人」である

 

このことを忘れてはいけません

 

 

人と人が向き合う仕事をしている以上

その人が望んでいることを理解し

その人の背景を理解し

そして、その人に何ができるのかを

真摯に考えることが大切です

 

つまり、「本当の意味で寄り添う」

これが出来て初めて最適の医療ができる

 

このことを改めて遠藤先生に

教えてもらったように思います

 

もちろん、知識や技術は必要ですし

常に自己研鑽し続けることが求められます

 

もし、自分の家族が「痛み」によって生活に苦しんでいたら

もし、自分の家族が「麻痺」によって生活に苦しんでいたら

絶対に、高い知識と技術を持っている医療人に

診てもらいたいですよね??

 

医療人として知識や技術を

常に自己研鑽し続けることは必要です

 

知識や技術を得るための努力をせず

「患者のため、患者のため」とか言う

医療人がいたら、ちょっと許せませんよね?

 

それを踏まえたうえで私は

遠藤先生の言葉にとても感銘を受けました

 

「私たちの仕事はケガや病気を診る仕事ですが、

その前に人を診る仕事」だということを常に肝に銘じて

業務を全うすることが大切です

 

これが何十億円も稼いでいる

世界のトップアスリート達が

遠藤先生を信頼して頼り

海外で活躍できた理由だと

私は思いました

 

事実、イタリアセリエAで300ゴールを達成した元イタリア代表インザーギ選手は

「遠藤がいなければ、おれはピッチに立てなかった」とまで言っています。

 

 

今回の講演に参加した人が

その意味を読み取っていただけたら

本当に嬉しいなと思います(^-^)

 

遠藤先生は7月から新しいクリニックを立ち上げます。

 

このような素晴らしい臨床家のもとで本気で働きたいと思う方は、ぜひ下記のアドレスにお問い合わせください。

tomonoriendojp@gmail.com

 

 

さて、次回はより各論的な

内容に触れていきます

それは…

 

「体のバランスを診る支点と重要性」

 

是非、お楽しみに(^-^)

 

 

追伸:

 

医療人として知識や技術を

常に自己研鑽し続けることは必要です

 

が!!

 

具体的にどうすれば

より効果的にそれを達成することができるのでしょうか?

 

その答えをこちらでご紹介しています

 

動きと痛みLab

オンライン講座

セミナー

 

運動と医学の出版社

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

推薦セミナー

【小林弘幸先生】頚肩腕症候群を科学する〜局所も診て、つながりも診る評価と治療戦略〜(LIVEセミナー/ZOOM)

講 師:小林弘幸先生

開催日:2026年1月10日(土) 18:00~20:00

 

概要

頚肩腕症候群は、神経根症・胸郭出口症候群・末梢神経障害などを含む広い概念であり、頚部から肩・上腕・前腕・手指にかけての痛みやしびれを呈する患者に多くみられます。整形外科・リハビリテーション領域では頻度が高く、肩関節疾患として対応していたにもかかわらず、関節可動域は改善しているのに症状だけが残存するケースも少なくありません。

その背景には、局所的な病態だけでなく、以下のような複合的要因が関与します。
・姿勢や運動パターンの影響
・神経走行に沿った滑走障害
・斜角筋・小胸筋・鎖骨下筋・肩甲背部などの軟部組織による緊張や圧迫
・体幹・胸郭・肩甲帯と上肢の運動連鎖の破綻

さらに、頚椎疾患においては、高位診断やリスク管理の観点からも超音波(エコー)の活用が重要です。エコーにより神経・筋・血管などの軟部組織をリアルタイムで観察でき、原因組織の特定や治療ターゲットの精度を高めることが可能となります。徒手療法の介入ポイントの確認、滑走不全や圧迫部位の可視化、治療効果の即時把握にも有用です。また、エコー所見は運動療法の達成度や方向性を判断する指標にもなり、評価→治療→再評価を一連の流れとして繋ぐツールとなります。

本セミナーでは、以下の観点から実践的に整理します:
● 頚肩腕症候群の病態理解と分類
● 臨床における評価方法
● 関連する神経・筋・軟部組織の解剖
● エコー解剖と局所評価・治療への応用
● 手技介入から運動療法への展開
● 評価結果に基づく治療戦略

頚肩腕症候群のように症状の実態が掴みにくい病態に対しては、評価を定型化し、治療へスムーズにつなげる臨床思考が不可欠です。本セミナーでは、全身的介入と局所的介入の双方を重視し、身体評価を軸に「どのように治療へ展開するか」を明確にします。評価と治療戦略のアップデートに直結する実践的な内容を提供します。

 

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【坂田淳先生】実践×エビデンスに基づいた下肢のスポーツ外傷・障害の評価と運動療法〜トヨタアスリートサポートセンターでの取り組み〜(LIVEセミナー/ZOOM)

講 師:坂田淳先生

開催日:2026年1月18日(日) 9:00~12:00

 

概要

下肢のスポーツ外傷・障害の発生には必ず原因があります。

股関節・膝関節・足関節各々の詳細な関節運動を把握した上で、隣接関節機能を改善させることで、トータルとしての荷重動作が安定し、統合的に評価・治療することができます。本セミナーでは、トヨタアスリートサポートセンターで実践されている知識と技術を学べる機会を提供します。

具体的には

①下肢スポーツ外傷・障害の要因を、解剖・バイオメカニクスに基づいた根拠をもとに、解説します。

② 実践的エビデンスを基に、トヨタアスリートサポートセンターで体系化されている評価手順を伝達します。

③ これまでの研究・臨床経験から導き出された治療体系を紹介します。

 

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【岡本光司先生】腰殿部痛に潜む坐骨神経障害の病態と治療アプローチ〜神経根障害と末梢性の見極めから実践的介入まで〜」(LIVEセミナー/ZOOM)

講 師:岡本光司先生

開催日:2026年1月25日(日) 10:00~12:00

 

概要

「いわゆる坐骨神経痛」といえば、梨状筋よりも末梢の病態—そう考える人が多いのではないで

しょうか。しかし、梨状筋より末梢の組織に対して理学療法を行ってみても、一時的に改善を認

めるも症状が再発する症例を多く経験します。それでは「なぜ、痛みが元に戻るのか?」

「何か大切なことを見逃しているのではないか?」この原因を探るため、筋力評価を軸とした

理学的所見をとってみると、L5、S1神経根障害を示唆する所見をしばしば認めました。

今回、実践しているL5、S1神経根障害の捉え方やその他の疾患の鑑別方法や神経根障害の改善が見られたその先の評価および治療戦略をすべてご紹介します。

 

【この講演でマスターして欲しいポイントは・・・】

3月に実技を行うので今回はその理論と基礎となります。

ズバリ、「理学的所見の本質を理解する」です。理学的所見は病態を教えてくれます。

「いわゆる坐骨神経痛」の病態を炙り出すと、やるべき理学療法がおのずと選択されるのです。

あなたの理学療法の内容が180°激変します

 

【受講することで得られること】

坐骨神経障害の真の病態と治療戦略を理解することができる

・臨床現場で迷わない鑑別思考の習慣化

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【赤羽根良和先生】治療を変える“視点”が見つかる!臨床に多い腰痛の見方と運動療法(LIVEセミナー/ZOOM)

講 師:赤羽根良和先生

開催日:2026年1月31日(土) 17:30~20:30

 

概要

臨床に多い腰痛

― 現場で出会う“ありふれた腰痛”を、構造と機能から本質的に読み解く ―

「よくある腰痛」だからこそ、難しい。

臨床で最も多く出会う症状 ― 腰痛。
それは“誰でも扱うテーマ”でありながら、
なぜ痛みが取れないのか、再発するのか、改善が続かないのか
多くのセラピストが悩み続ける分野でもあります。

赤羽根先生は、そんな「臨床に多い腰痛」を
筋・関節・神経・呼吸・姿勢制御の全ての視点から再構築。
「結局、何をどう診て、どこを治すのか?」を
実践的・構造的に整理してくれる180分です。

💡 このセミナーで学べること

✅ 1. “臨床に多い腰痛”をタイプ別に整理する

  • 椎間関節性/椎間板性/筋・筋膜性など、よく出会う腰痛の臨床像を比較
  • 疼痛の発生源をどう推定するか、臨床で使える判断基準を提示
  • 「画像ではわからない腰痛」の特徴を理解する

✅ 2. 多裂筋・胸腰筋膜・横隔膜の働きを読み解く

  • 多裂筋が“働いていない”腰痛の見抜き方
  • 胸腰筋膜・体幹深層筋・横隔膜の連携が崩れるメカニズム
  • 呼吸・安定性・姿勢制御を組み合わせた運動療法戦略

✅ 3. 動作と安定性から考える腰痛のアプローチ

  • 屈曲・伸展・回旋など、動作別に異なる疼痛発生パターン
  • 椎間関節や筋膜の障害を見極め、介入まで
  • 股関節・体幹・骨盤の連動を整える運動療法

✅ 4. “動き”で診て、“動き”で治す臨床へ

  • 「静的姿勢」ではなく“動作中の腰椎挙動”を読み取る視点
  • 運動制御の破綻を整える動作修正のエクササイズ
  • 明日から使える、赤羽根先生の“評価→治療”思考プロセスを公開

🎯 こんな方におすすめ

  • 「腰痛は診ているけど、評価が曖昧になりがち」な方
  • どの組織が痛みの原因なのか、自信を持って説明できない方
  • 多裂筋・体幹・呼吸を活かした機能的治療を学びたい方
  • 日常的に腰痛患者を担当している全てのセラピストへ

応募はこちらから

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その他の園部企画の講演・セミナー

 

※新型コロナウイルスの影響により、現在会場セミナーは中止しております。
Zoomセミナーは詳細が決まり次第、掲載していきます。

 

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