一人の患者さんに時間を使えること
ワンピースのおもしろすぎる展開に、毎週月曜日はどうしても早く起きてしまいます(といっても毎日3時には起きますが・・・・)。
こんな48歳って(昨日、歳がひとつ増えました)・・・・若い人にはアホっぽく見えるのかなと、心配している今日この頃です。
さて、先日、女子ゴルフ賞金ランキング 5位の川岸史果選手がコンディション・ラボに来てくださいました。
体幹を変えるためのエクササイズやテーピングなども行い、お互いが納得する身体の使い方を引き出すことができ、とても喜んで頂きました。
史果さんはとても素直でどんどん吸収する力があり、同じプロであるお母様は本当に素敵な方で史果さんを上手にサポートしているのが分かります。今後がとても楽しみです(^_^)
ちなみに、お母様のインソール作成後の次の日に、下記のありがたいメールを頂きました。
「足の裏に吸い付くようなフィット感のあるインソールで、外側に逃げていた体重も、リハビリ室を出る時は、しっかり足の真ん中に体重をのせて歩ける感が自分でも凄く感じることができました。こんなインソールがあるのかと感動、感激しました。歩いていても、以前より足が安定して前にでる感じがします!」
さて、これまで病院にいた時は、毎日たくさんの患者さんを診てきたのに、ここコンディション・ラボでは10人程度の患者さんを診るだけで一日くたくたになります。(^_^;)
それだけ一人ひとりに対して、中身の濃い介入ができているのだと思います。
26年間理学療法士をやってきて、これまでと違った環境になりましたが、一人ひとりに時間を使えることで本当に自分自身が大きく変わっていくのがわかります。
これまでは「このぐらいかな」という程度で帰していた患者さんも、自分も患者さんも納得するまでできることをするという事は、とてもやりがいがあると同時にかなり頭を使うので、相当疲れます。
でも、これが自分のやりたい理学療法だったのだなと、つくづく実感します。
理学療法というのは、常に仮説検証の繰り返しです。
だから評価の中からちゃんと狙いを見つけ出して、そして検証としていろいろな技術を提供して、それが結果としてすぐに現れる、この繰り返しを行うことが仮説検証なのです。
これを毎日毎日繰り返して、そのことでいろいろな発見をしながら自分自身が成長していく。これをずっとずっと繰り返してきたいなと強く思っています。
本当の成長はまだまだこれからです!
たくさんの患者さんが、私にそれを教えてくれると思います!
下記は先日行ったPNFスキルアップセミナーの時の写真です。PNF研究所所長の松田先生もPNFコンディショニングルーム走・所長の太田先生もとても尊敬できる人たちです。今後お互いが切磋琢磨して、そしていろいろなことを共有しあいながら真の仲間になっていきたいと勝手ながら思っています。
下記の来週の林典雄先生の講演はまだ若干の席があります。この業界にいる以上、林典雄先生の考えは、かならず一度は学んだ方が良いです! なぜ、私がそう主張するのか・・・参加頂ければ、理解できるはずです。組織学的推論の王様です。
変形性股関節症を含めた股関節周辺疼痛に対する私の解釈と運動療法(林典雄先生)
日時:平成29年4月29日(祝)東京
園部からの推薦文:
林先生は組織学的推論の王様であり、今回の講演も絶対に明日からの臨床に役立ちます!。特に林先生の股関節の講演はなかなか聞けませんので、私がどうしてもお聞きしたくて企画しました。今回もとても楽しみです。「来て良かった!」と必ず思うことを約束します。
応募はこちらから
→ http://motion-medical.co.jp/?pid=110361316
解説映像をご覧ください(園部解説)
→ https://youtu.be/cprNxgaHoJA
LIVEセミナー/ZOOM【阿部浩明先生】脳卒中患者にみられる “傾く” “押す” “抗う”をあなたはどう考え、どう治療しますか?
◆講 師:阿部浩明先生
◆開催日:2022年5月22日(日)
脳卒中患者にみられる麻痺側への姿勢傾斜、非麻痺側上下肢にて押す現象、さらには傾斜した姿勢を修正するとそれに抵抗する現象としてPusher sydrome(Pusher現象)があります。
この現象は脳卒中全体の10〜15%程度に出現する事が明らかになっています。この現象を伴った場合、介助量は著しく増大し、結果的に座位や立位の保持さえ困難となるためリハビリテーションの進行を妨げてしまい、多くのセラピストは治療に難渋してしまうことでしょう。
しかし、この現象をよく知ることによって、セラピストとして設定すべき具体的な治療目標が立案できたり、治療の方針が明確化できるようになると思います。
この現象の特徴や定義、評価法、出現に関わるメカニズム、関連病巣、治療概念について紹介いたします。【セミナー内容】
●前半 本現象の特徴や定義、評価方法、出現率や回復特性などの疫学について解説します。
●後半 本現象の出現メカニズム、関連病巣、治療概念について解説します。【到達目標】本現象を正しく説明でき、他の姿勢定位障害との鑑別が自信を持ってできるようになることを目指します。鑑別が正しければ治療プログラムは的を得たものになる事が期待できます。またメカニズムを考慮した具体的治療プログラムの選定を行えるようになることを目指します。【参考資料】高次脳機能障害に対する理学療法(文光堂) 詳細にこの現象について解説されております。
応募はこちらから
↓ ↓ ↓
https://ugoitalab20220522.peatix.com/
LIVEセミナー/ZOOM【赤羽根良和先生】赤羽根良和先生は胸椎・胸郭の可動域をこう改善する
◆講 師:赤羽根良和先生
◆開催日:2022年5月28日(土)
胸椎・胸郭の可動域を獲得するための座学をお話しさせて頂きます。胸椎・胸郭の可動域獲得は肩関節や頚椎ならびに腰椎の運動療法においてとても重要です。
胸椎・胸郭そのものが疼痛を引き起こすことは臨床では少ないですが、しっかりと理解しておかないと、
各疾患において的確な運動療法を行うことが出来ません。
応募はこちらから
↓ ↓ ↓
https://ugoitalab20220528.peatix.com/
LIVEセミナー/ZOOM【工藤慎太郎先生】足関節・足部の「なぜ?」がわかる機能解剖学
◆講 師:工藤慎太郎先生
◆開催日:2022年5月29日(日)
足は唯一地面に接地する部位です。 足底腱膜炎や捻挫後の不安定性、背屈制限など、 日常臨床でよく遭遇する疾患や機能障害も沢山あります。
今回は特にこれら頻繁に見る症例を治すために必要な解剖学と運動学、さらにそれらに基づいた運動療法をお話しします。前半 : 背屈制限
後半 : アーチ障害
応募はこちらから
↓ ↓ ↓
https://ugoitalab20220529.peatix.com/
LIVEセミナー/ZOOM【吉尾雅春先生】脳画像の臨床推論〜吉尾雅春先生はこう治療する〜
◆講 師:吉尾雅春先生
◆開催日:2022年6月5日(日)
脳はいろいろな部位同士が神経線維で結ばれて神経回路を形成し,有機的に働くように構成されています.・認知・情動面の制御に関する回路,空間・立体認知に関する回路
・腹側視覚経路や背側視覚経路で説明されるような視覚情報に関わる回路
・言語理解や環境音に関わる回路
・筋活動や運動調節あるいは姿勢制御に関わる回路
・左右半球間の情報交換による有機的システムに関する回路
など,数多く存在します.
その中で視床,基底核,小脳は重要な役割を担っています.
脳卒中になるとそれらの回路,つまり脳のシステムは影響を受けて局所症状にとどまらず,さまざまな病態を示します.
障害されたシステムもあれば,残されているはずなのに過度な抑制によって機能を発揮できていない回路や混乱に陥っている回路がみられることもあります.
そこに戦略が生まれます.
脳卒中患者に合理的,効果的なアプローチを行うために脳画像を活かすことは必須です.
応募はこちらから
↓ ↓ ↓
https://ugoitalab20220605.peatix.com/
LIVEセミナー/ZOOM【福井勉先生・園部俊晴先生】皮膚と筋膜の臨床応用
◆講 師:福井勉先生・園部俊晴先生
◆開催日:2022年6月12日(日)
「皮膚テーピングの臨床応用」
皮膚テーピングはユニークな方法ではありますが、臨床的には大変効果的なものであると考えております。皮膚テーピングを行うにあたり、『最近の知見』を述べさせて頂きます。
また、皮膚の動きを臨床的に利用する手技の中で最も簡単な方法をご紹介する予定です。
皮膚の動きを利用したものと筋収縮を用いる新しい方法についてもご紹介させて頂きます。
同時に足部内在筋賦活用靴下についても紹介します。
何卒よろしくお願い申し上げます。
園部俊晴先生(13:20~15:40)
「痛みに対する皮膚と筋膜の徒手療法」
皮膚と筋膜は、主に3つのことに応用できます。
「動きの改善」「拘縮の改善」「痛みとしびれの改善(皮神経)」
このことが理解できると、臨床は画期的に変わっていきます。
なぜならば運動器疾患を診る際、「動き」「拘縮」「痛み」が我々の治療の中核を担うからです。
「動き」を変えることができれば、1人の患者に対して、我々がどの方向に動きを誘導すれば良いのか、それが分かるようになります。
「拘縮」の改善に皮膚や筋膜が関与していることを知れば、特に術後の症例には皮膚と筋膜のアプローチが必ず必要だということが分かります。
「痛み」への影響を理解できれば、これまでよりも痛みや痺れに対する視野が大きく変わることが分かります。
今回の講演は、皆様の臨床の視野を拡げる一助になると思います。
また皮膚と筋膜の操作方法はもちろんこと、私の行っているテーピングも一部紹介いたします。
ぜひご参加ください。
【受講における到達目標】
◆ 皮膚と筋膜の運動学を知った上で、その基本的な考え方と効果を理解する。
◆ 倒立振り子が見られるようになるための練習としてテーピングを応用できることを理解する。
◆ いろんな種類のテーピングがあることを知る。
◆ 皮膚と筋膜の操作が、評価・治療・運動の補助など、幅広く応用できることを理解する。
コラボアンサー(15:40~16:00)
応募はこちらから
↓ ↓ ↓
https://ugoitalab20220612.peatix.com/
その他の園部企画の講演・セミナー
※新型コロナウイルスの影響により、現在会場セミナーは中止しております。
Zoomセミナーは詳細が決まり次第、掲載していきます。
おすすめ記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。