閉じる
  1. 林典雄先生監修!赤羽根良和執筆! ついに登場!!
閉じる
閉じる
  1. 臨床で効果絶大!筋間の滑走障害に対する治療
  2. その動作分析は無駄! 姿勢・動作の評価で重要なこと
  3. 前足部の痛み 靴を履いていないときも痛いですか?
  4. セラピストの絶対的知識!oblique translation理論
  5. 知らないと損する、小殿筋の痛みの第3水準の評価!
  6. 実はとても多い!小殿筋による鼡径部痛
  7. こんなことで本当に痛みの改善が可能か? 必見!関節包の滑走テクニック
  8. 知って、治す、必勝パターン!摩擦負荷!
  9. 外反母趾の人のセルフストレッチング
  10. プロのセラピストとして、あなたは膝関節屈曲をどのように行っていますか?…
閉じる

理学療法士園部俊晴のブログ

皮膚の癒着や滑走障害を考える

新型コロナウィルスの影響で、人があまり外に出なくなり、多くの施設で利用者が減っています。

しかし3月に入り、なぜかラボは新患の紹介数が急速に増えています。

受付の堤さんが「予約の対応が多くて、他の仕事がすすみません」と困っているようでした。(◎_◎;)

理由はわからないですが、この状況でも紹介が増えている現状に感謝をし、これまで同様、誠実に一人ひとりの患者を診ていきたいと思っています。

私のできる事は限られていますので、焦らず、たゆまず、おこたらず、誠実に前進していきます。

 

 

さて、今回は「皮膚の癒着や滑走障害」についてお話ししたいと思います。

 

臨床で痛みを考えるとき、実は各組織の滑走障害は非常に多い病態といえます。

私の盟友である赤羽根良和先生と話をすると、特にそれを強く感じます(お互い考え方が似てるんです(^_^))。

組織によって滑走障害に対する考え方は異なりますが、今回は皮膚の癒着や滑走障害について詳しく述べたいと思います。

 

まず皮膚の特徴として、最も修復能力の強い組織と言えます。

実際に擦り傷を起こしても、あっという間にふさがりますし、気づいた時には傷がなくなったりもします。

 

ただし、修復能力は高くても再生能力はそれほど高くないと私は感じています。

 

私たちが知らなければならない知識として、皮下まで達した傷に関しては、修復能力は高いのですが、再生能力はそれほど高くないと私は考えているんです。

 

これは私の臨床経験から得られた知見ですが、人間の組織は、常に破壊と再生をり返しています。しかし、外傷などの理由で傷が皮下まで達すると、このサイクルが悪くなると感じています。

 

例えば、子供が大きな骨折によって変形治癒をしたとしても、破壊と再生を繰り返しながら、経時的にかなりその変形を修正してきます。

 

しかしその一方で、大きなケロイドが生じると、なかなかきれいに修復されません。実は私も小さい頃に生じた肘の火傷が、今でも鮮明に残っています。

 

こうしたことは、手術によってできた傷も同じように感じています。

下記の映像を見てください。

 

この映像のように、アキレス腱部は特に皮膚の癒着を生じやすく、皮下までの傷が存在すると、映像のように癒着を生じることが非常に多いんです。

映像で皮膚が傷の上でめり込んでいく様子が分かったと思います。

 

しかも、こうした癒着に対して何も手当てをしないでいると、20年経っても30年経っても癒着が改善しない症例を私はたくさん診てきました。

 

また他に強く感じる事は、創外固定を行った後の症例です(※ ここからの話は傷外固定を批判するものではありません。必要な患者がいますし、利点があることを踏まえて、説明しています。誤解のないようにしてください。)。

 

長期間、肌に金属が刺さった状態が続いていると、皮膚と皮下で強い癒着が生じることがあります。

このため、癒着が生じた場合皮膚は、筋を収縮しただけでエクボのように凹むことがあります。これは、曲げても同様のことが起こります。

 

つまり、皮膚と皮下組織が癒着すると、皮下の組織が動く度に皮膚が引っ張られて凹んでしまうのです。

こうした臨床経験から私は「皮膚の修復能力は高くても再生能力はそれほど高くないと考えているんです。そして、その影響力の強さを知っておいてください。

 

一度、皮膚の癒着が生じると、その改善には非常に時間がかかるか、もしくは困難になることがあります。

 

そして写真のような強い癒着が生じると、筋の機能も、角度も、動作も…

機能的に極めて大きな影響を受けることを医療人が知っておく必要があります。

今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

推薦セミナー

LIVEセミナー/ZOOM【尾崎純先生】肩痛・肩こりをSpine Dynamics療法から考える

講 師:尾崎純先生

開催日:2023年2月5日(日) 10:00~13:00

 

【肩痛・肩こりをSpineDynamics療法から考える】

【講演概要】
物事には必ず原因と結果が存在します。
例えば、「腰痛」を結果と捉えるならば、なぜそのような結果へ至ったのかという原因を追究しなければ、
結果=腰痛を変えることはできません。

 Spine Dynamics療法は運動力学を基礎として、患部が形成されたプロセス(原因と結果)を推察します。

そして、腰痛ではなく、腰痛になる身体とその解決について、お話させて頂ければと思います。

【セミナー内容】
●前半
SpineDynamics療法の核となる全体論的臨床推論について解説します。
全体論から考えると、身体も物理の法則に従わなければならない物質です。
そして、従えない身体になってしまうことが痛みや障害といった結果に繋がり、腰痛に繋がることを理解いただけると治療法は自ずと導き出されます。

●後半
腰痛になる身体を解決するための一例をご紹介します。
また、原因から考えていくできれば、治療だけではなく、予防することにも通じます。

応募はこちらから
↓ ↓ ↓
https://ugoitalab20230205.peatix.com/

 

LIVEセミナー/ZOOM【山本 伸一 先生】脳卒中患者の三角巾からの解放~肩の痛みの理解から具体的な治療まで~

講 師:山本伸一先生

開催日:2023年2月11日(土) 17:00~20:00

 

【脳卒中患者の三角巾からの解放~肩の痛みの理解から具体的な治療まで~】

「感覚‐知覚‐運動」の観点から脳卒中対象者を理解することはとても重要なことです。
運動には欠かせない「感覚-知覚」とともに中枢神経系との相互作用を再構築することも「活動のため」に必要なひとつです。

今回の研修会では、上述を含めた脳卒中の障害像の基礎理解とともに上肢機能の問題点について整理します。
そのうえで脳卒中における肩の痛みの機序から種類等をご説明いたします。
それぞれの臨床に活かせていただければと思います。

初めての方でもだいじょうぶです。わかりやすく説明いたします。
また、これまでに参加された方でも、もちろんOKです。宜しくお願いいたします。

応募はこちらから
↓ ↓ ↓
https://ugoitalab20230211.peatix.com/

 

LIVEセミナー/ZOOM【小泉圭介先生】「小泉先生が考えるコンディショニングトレーニング 上肢・体幹編」

講 師:小泉圭介先生

開催日:2023年2月19日(日) 10:00~13:00

 

【小泉先生が考えるコンディショニングトレーニング 上肢・体幹編】
概要上肢・体幹では細かい関節が複数しかも複雑に作用するため、様々な代償動作が繰り広げられます。
これらをコントロールしながらエクササイズを進めるためには、理学療法「Art & Science」のArtの部分が求められることになります。

今回の講習では、私が日頃行っているコンディショニングトレーニング小泉メソッドのArtの部分について、胸椎・胸郭エクササイズのデモンストレーションを通じてご紹介できればと思っています。

セミナー内容
・上肢と体幹の運動学を簡単に復習し、一般的に求められる機能と競技スポーツで求められるレベルの機能について再確認いただきます。
・競技者のコンディショニングで実施しているトレーニングについて、特にOver Head Sportsを例にご説明します。
・実際に小泉がどのようにエクササイズを行うか、デモンストレーションを通じてご紹介します。

応募はこちらから
↓ ↓ ↓
https://ugoitalab20230219.peatix.com/

 

LIVEセミナー/ZOOM【河重俊一郎先生】腰部脊柱管狭窄症に対する評価と治療 〜症候への対応と体幹機能の獲得〜

講 師:河重俊一郎先生

開催日:2023年2月26日(日) 10:00~13:00

 

【腰部脊柱管狭窄症に対する評価と治療〜症候への対応と体幹機能の獲得〜】

「脊柱管の狭小化」という病態から、理学療法の適応が疑問視されることもある脊柱管狭窄症ですが、
適切な介入によって一定の症候改善が期待できます。

本セミナーでは脊柱管狭窄症の病態生理や手術についてなどの基礎的な知識をはじめ、
症候を改善させるためのアプローチ、脊椎を語るうえで欠かせない体幹機能への介入などを紹介します。

人体の大黒柱たる脊椎についての学びは、きっとこれからの臨床に役立つことと思います。

内容
〇脊柱管狭窄症の病態生理
〇手術について
〇病態に基づいた理学療法介入
〇脊椎・体幹機能についての考え方、エクササイズ

ねらい
・腰部脊柱管狭窄症の病態について基礎的理解を深める
・病態理解のもと、適切なアプローチを考えられるようになる
・体幹機能の考え方と、強化に有効なエクササイズを学ぶ

応募はこちらから
↓ ↓ ↓
https://ugoitalab20230226.peatix.com/

 

LIVEセミナー/ZOOM【村木孝行先生】肩腱板断裂の可動域制限と痛みを村木孝行先生はこう評価しこう治療する 〜肩甲帯と上腕骨頭の動きに着目して〜

講 師:村木孝行先生

開催日:2023年3月5日(日) 10:00~13:00

 

【肩関節は自由度や可動性が高いため、異常運動がわかりやすい一方で、様々なパターンを呈します。
この異常運動が症状の原因なのか、代償として起こる結果なのかが曖昧のまま治療をしてしまうと、期待していた結果に辿り着けません。
闇雲に腱板筋群を鍛える、筋緊張を緩めるなどをしても可動域や痛みがまったく改善しないことも多々あります。

肩腱板断裂は”腱板が切れている”以外の絶対的な共通項はなく、症状や機能障害も多彩です。
また、その原因となる機能障害に関しても、原因の原因、そのまた原因が存在することもあり、その原因の層の深さが、同じ介入を行ったときに一定の効果を上げる障壁となります。

本講演では肩腱板断裂で起きうる症状のパターンを提示し、それらに対する介入方針や介入すべき原因の見つけ方について解説いたします。

応募はこちらから
↓ ↓ ↓
https://ugoitalab20230305.peatix.com/

 

LIVEセミナー/ZOOM【小野志操先生】機能解剖に基づいた股関節痛を改善するために必要な知識と技術

講 師:小野志操先生

開催日:2023年3月12日(日) 10:00~13:00

 

【機能解剖に基づいた股関節痛を改善するために必要な知識と技術】

股関節に変形がないにも関わらず出現する鼠径部痛や臀部痛は以前から認識されていました。
その病態は大部分が不明であり、診断がなされず十分な治療ができないまま症状の長期化と遷延化に悩まされる症例は少なくありません。
2003年にGanzによりFemoroacetabular Impingement(以下 FAI)の概念が報告されて以降、原因不明の股関節痛の中に股関節を構成する寛骨臼蓋と大腿骨頸部の骨形態異常に由来するものが存在する可能性が示唆されるようになりました。

またSports Herniaなどとされていたアスリートに好発する鼠径部痛に対して、2012年のBritish Hernia Societyにおいて”Inguinal Disruption(鼠径部の破綻)”という呼称の使用と診断基準の採用が提案され、2014年開催のthe 1st World Groin Pain Conference in Dohaでは、”Groin Pain in Athletes”と表現することを採択し、内転筋関連、腸腰筋関連、鼠径部関連、恥骨関連、股関節関連(含む FAI) の5つに分類しています。
FAIおよびGroin Pain in Athletesの病態解釈については未だに曖昧であり、運動療法についても確立されているとは言えません。

今回のセミナーでは、FAIおよびGroin Pain in Athletesの病態解釈に必要な解剖と知識を整理して、画像所見と理学所見による評価と私が実際に臨床で行なっている治療技術について動画を交えて解説させて頂きます。
有痛性股関節疾患治療の本質に迫りたいと思います。

応募はこちらから
↓ ↓ ↓
https://ugoitalab20230312.peatix.com/

 

その他の園部企画の講演・セミナー

 

※新型コロナウイルスの影響により、現在会場セミナーは中止しております。
Zoomセミナーは詳細が決まり次第、掲載していきます。

 

関連記事

  1. 動作分析で陥りやすい過ち 前編

  2. 膝OAの私の治療テクニック公開

  3. 伏在神経由来の疼痛

  4. 矢状面の下肢の動き

  5. 仙腸関節由来の股関節痛について

  6. knee-in・knee-outテストの解釈

おすすめ記事

  1. 林典雄先生監修!赤羽根良和執筆! ついに登場!!

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


ピックアップ記事

  1. 以前のブログで、滑走障害についてお伝えしました。滑走障害による痛みは臨床ではあまりも多いので…
  2. いま、赤羽根良和先生と一緒に大きなことに取り組んでいます。その際、連絡を取り合っていて、気づいたこと…
  3. 外反母趾を始め、前足部に痛みを有する症例は、かなり多いものです。例えば、膝関節、股関節疾患の患者…

Facebook

twitter

Instagram

Instagram は200を返しませんでした。

フォロー

ページ上部へ戻る