30年間、足を中心に診てきたからこそ言えることがあります。それは、『単に足をニュートラルに矯正するような治療では、有痛性足部疾患の臨床は太刀打ちできない』ということです。このことは、足…
おそらく日本の理学療法士の中で、私が最も多くの足を診てきたと思います。小さな子供の足から高齢者の足まで、老若男女問わず幅広くたくさんの足を診てきました。そして、オリビック選手やプロスポ…
前回のブログでは、立脚終期(Tst)の 股関節の伸展が我々の臨床でいかに重要であるかを説明しました。今回は、変形性膝関節症を例に挙げて説明したいと思います。さっそくですが、下の図を見て…
私の講演でいつも伝えている事ですが、力学を考えるうえで立脚終期(Tst)の動きは極めて重要です。特に今回のブログでお伝えする、股関節伸展の複合運動を理解することは、すべての分野のセラピ…
みなさんは、かつて世界三大金持ちと言われた人を知っていますか。ロックフェラー、カーネギー、モルガンです。今でも様々なところでこの3人の名前は聞きますよね。私…
先日、23年前に後十字靭帯損傷をした患者が来ました。いつもブログをご覧になっている皆さんにとって、とても勉強になると思い、患者さんの許可をいただいて動画を撮らせてもらいました。…
私が入谷誠先生の師事を受けるようになったのは、理学療法士になって1年目の5月からでした。つまり、新人の時から伝説的な理学療法士のもとで学ぶことができたわけです。今でも、考えれば…
あなたに質問があります。「運動器医療において、我々セラピストが臨床でできることには、どのようなことがあるでしょうか?」この質問への回答はとても重要です。…
股関節伸展制限の影響として、上の図に示すように「腰椎が前弯して骨盤が前傾する」ような姿勢がよく描かれます。実際に股関節伸展制限のある患者が、こういった代償的な姿勢をとることはよく見受けます。 …
「〇 〇 法」「○ ○ 療法」「○ ○ アプローチ」など我々の業界にはたくさんの治療手技があります。そしてその治療手技を学ぶと、それだけが全てと言わんばかりの解…